
風邪やノドに違和感が出た時など、蜂蜜入りのど飴を口にします。なんとなく普通ののど飴より、蜂蜜が入っている方が効き目があるような感じがしませんか?
◆目次◆
1.蜂蜜とは
2.蜂蜜の種類
3.蜂蜜の栄養
4.蜂蜜の効果・効能
5.赤ちゃんには注意
6.まとめ
1.蜂蜜とは

ミツバチが花の蜜を採集したものです。約8割の糖分と約2割の水分によって構成されていて、ビタミンやミネラル類などの栄養素をわずかに含んでいます。味や色は植物によって様々です。本来はミツバチの食料なのですが、古来(古代エジプト・古代ローマ・古代ギリシャ・マヤ文明!!)から食用や薬用などのいろいろな用途に用いられています。
ちなみに1匹のミツバチが一生で集められる蜂蜜の量は、ティースプーン1杯分といわれています。
2.蜂蜜の種類
はちみつには種類があります。
◇純粋蜂蜜◇
ミツバチが作った蜂蜜に何も混ぜられていないもの。国産では水分含有量が23%以下、海外産では20%以下という基準もあります。また、純粋蜂蜜は結晶化しやすいという特徴があります。
◇精製蜂蜜◇
蜂蜜から、においや色を取り除き加工したもの。清涼飲料水や食品加工に用いられています。加工により本来の栄養素は壊れてしまい、糖分としての役割しか果たしていません。
◇加糖蜂蜜◇
蜂蜜に果糖ブトウ糖液を加えたもので、蜂蜜の含有量が全体の60%以上のもの。
3.蜂蜜の栄養

蜂蜜の主成分は、果糖とブドウ糖です。実は、花の蜜はショ糖という糖が主な構成成分なのですが、ミツバチが蜜を集めて巣に貯蔵する過程で、ミツバチの唾液が混ざり、唾液に含まれている酵素の働きで、果糖とブドウ糖に分解されます。
その他、ビタミンB群など10種類のビタミン類、27種類のミネラル、22種類のアミノ酸、80種類の酵素、10種類以上の有機酸、ポリフェノールなど、栄養成分は150種類以上あります。
ローヤルゼリー(ロイヤルゼリー)やプロポリスなど蜂蜜のサプリメントでよく見かける成分はどのようなものなのでしょうか。
3-1 ローヤルゼリー(ロイヤルゼリー)
ミツバチが花粉や蜂蜜を食べ、体内で分解・合成してできる乳白色でクリーム状の分泌物質です。
女王蜂が食べるもので、栄養価の高いエネルギー源となっています。ロイヤラクチンと呼ばれている単一のたんぱく質が多いほか、果糖やブドウ糖、脂肪、ビタミン、ミネラル、アミノ酸などが含まれています。
女王蜂が働き蜂に比べて、寿命が30~40倍、体の大きさは2~3倍になるのは、ローヤルゼリーのおかげだそうです。
3-2 プロポリス
ミツバチが木の芽や樹液などから集めた樹脂製混合物です。蜂ヤニとも言うそうです。
蜂は、プロポリスを巣の隙間を埋める封止剤として使っていると考えられています。
プロポリスは植物が原料となっているため、様々な種類があり、特有成分も大きく異なります。
ミツバチは、プロポリスがもつ殺菌力によって細菌やウイルスから身を守っているといわれており、その有用性をサプリメントや飲料などに用いられています。
4.蜂蜜の効果・効能

純粋蜂蜜にはさまざまな効果・効能があるとされています。残念ながら、加工されている蜂蜜(精製蜂蜜、加糖蜂蜜、純粋蜂蜜でも加熱やクリーム化などの処理をしたもの)はその効果・効能はほとんどありません。
〇疲労回復
蜂蜜の糖分は、単糖類に分類されます。単糖類とは、それ以上分解する必要なく消化吸収される、消化器に負担をかけない糖分です。そのため、エネルギーに変わるのも早いです。
〇殺菌効果
蜂蜜に含まれるグルコン酸には、殺菌作用があります。また、強い殺菌力を持つ過酸化水素を作るグルコースオキシターゼという酵素も含まれています。
蜂蜜はダブルで殺菌効果を発揮するため、喉の痛みや咳止め、口内炎などにも効果があるといわれています。
ちなみに蜂蜜はこの優れた殺菌により、基本的に腐ることがないそうです。
〇アンチエイジング&美肌効果
蜂蜜には活性酸素を除去して、細胞の酸化を防ぐビタミン類が含まれています。中でもビタミンB群は、代謝を良くし、肌荒れを改善する効果もあるビタミンです。
また、蜂蜜をスキンケアに取り入れると、保湿効果がアップするそうです。特に蜂蜜パックは肌にハリとツヤが取り戻せるみたいです。
〇腸内環境を整える効果
蜂蜜に含まれるグルコン酸は有機酸のなかで唯一大腸まで届いて腸内のビフィズス菌を増やす働きをします。
〇ダイエット効果
蜂蜜は砂糖の1.3倍の甘さがありますが、カロリーは砂糖より低いので、甘味料として使うなら蜂蜜をおすすめします。(蜂蜜は砂糖に比べ、3分の1の量(大さじ小さじ換算)で大丈夫。)
100g当たりのカロリー
白砂糖384kcal
蜂蜜 294kcal
また、蜂蜜には血糖値を調整する機能があるため、脂肪がつきにくいという効果もあります。
蜂蜜の摂取後、ブトウ糖はすぐに血液中に吸収されますが、果糖はゆっくり吸収されます。この差により血糖濃度が調節され、肝臓が糖分を処理できるため、余分な糖分が脂肪に変わる可能性が少ないそうです。
〇二日酔いや花粉症にも
ビタミンB2は肝機能を高めるため二日酔いにも効果があります。また、花粉症の予防・改善にも効果があります。
5.赤ちゃんには注意
蜂蜜を摂取することで、ひとつ注意することがあります。それは、1歳未満の乳幼児には与えてはいけないことです。乳幼児が食べると、乳児ボツリヌス症にかかってしまう恐れがあるからです。
乳幼児は、まだ腸内環境が整っていないため、ボツリヌス菌が腸内で増えて毒素を出してしまいます。また、ボツリヌス菌は熱に大変強く、調理や加熱では殺菌されないため、蜂蜜を使った食品や飲み物なども与えないように十分に気を付けましょう。
6.まとめ

私は、厚めの食パンにマーガリン(バターは苦手です・・・)を塗って焼き、蜂蜜をたっぷりかけて食べるのが好きです。そう、いわゆる「ハニートースト」です。手軽なので、朝食や小腹がすいた時に、高カロリーを気にしながら食べています。ですが今回、蜂蜜は砂糖よりも太りにくいと分かったので、これからも安心して食べようと思いました。
が、しかし、糖質は糖質なので、摂り過ぎには注意します!
