いびきは、人に注意されないと、自分では気付きにくいものです。いびきは自分自身にとってはもちろん、一緒に寝ている人の睡眠に影響を与えます。どうすれば防げるのでしょうか。
◆目次◆
1.いびきの原因
2.いびきの対処法
3.いびきの注意点
4.まとめ
1.いびきの原因
いびきは上気道が塞がれ狭くなり、そこに空気が通り振動によりいびきが発生します。
また、口呼吸は、鼻呼吸と比較すると口蓋垂(のどちんこ)が気道に落ち込むため、空気が通りにくくなり、いびきの原因になります。
・口蓋垂が大きい
・扁桃腺やアデノイドが炎症をおこすなどして腫れている
・舌が大きい
・軟口蓋(口蓋垂の手前の柔らかい部分)が大きい
・下あごが小さい
・肥満により喉が狭くなる
・疲れがひどい場合や、飲酒などにより、舌の筋肉が緩んでいる
・就寝中の姿勢
・花粉症やアレルギー性鼻炎、鼻ポリープや蓄膿症など鼻づまりを起こしている
・女性ホルモンの減少
女性ホルモンのひとつプロゲステロンには、上気道開大筋と呼ばれる上気道が開いた状態で維持するための筋肉の働きを活発にする作用があると言われています。閉経後はプロゲステロンの分泌量が減少するため影響が出てしまいます。
・加齢による筋力の低下
2.いびきの対処法
・横を向いて寝ましょう。横を向くことで舌が落ちるのを防ぐことが出来ます。
・自分に合った枕を使いましょう
・睡眠時に鼻呼吸をしましょう。市販の鼻呼吸テープや鼻腔拡張クリップ・マウスピースなど自分に合っているものを活用してみるのもいいでしょう。
・肥満にならないように気を付けましょう。肥満はいびきだけではなく健康にも影響がでます。
・アルコールの摂取は控えましょう。
・口回りの筋肉や舌をストレッチしましょう。

3.いびきの注意点
いびきをかいている人は睡眠時無呼吸症候群(SAS)の恐れがあります。睡眠時無呼吸症候群は気付かないうちに身体に大きな負担がかかっているため、高血圧や糖尿病などの生活習慣病になる恐れがあり、ひどい場合には突然死に至ることもあります。気になる方はいびきくらいでと思わず、医師に相談しましょう。
・毎日いびきをかく
・大きないびきをかく
・夜に何度も目が覚める
・朝起きるのがつらい
・十分寝ているはずなのに昼間とても眠くなる
・寝ているときにいびきが急に止まり、しばらく無音の後大きないびきをかく
4.まとめ
自分のいびきで目が覚めた経験がある方や、同居人に指摘されたことがある方は注意したほうがよさそうです。また、いびきをかいている人がいたら遠慮せずに教えてあげると良いでしょう。一人で寝ている方はスマホのアプリなど利用して自分の睡眠状態を観察するのもお勧めです。
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