お肌の曲がり角ってよく聞くけど、いつの事?

「お肌の曲がり角」ってよく耳にします。では、いつが曲がり角なのか、いつ曲がったのか疑問に思っている人も多いと思います。ここではその「お肌の曲がり角」について調べてみました。

◆目次◆

1.いつ頃から

2.原因と対処法

2-1 体のさび

(1) 原因

(2) 対処法

2-2 ターンオーバーの周期

(1) 原因

(2) 対処法

2-3 美肌成分と保湿成分

(1) 原因

(2) 対処法

2-4 ストレス

(1) 原因

(2) 対処法

2-5 女性ホルモン

(1) 原因

(2) 対処法

3.まとめ

1.いつ頃から

肌の潤いやキメの細かさが失われ、急激に衰えるとされる年齢、一般的に20代後半から30代半ばに訪れる人が多いといわれています。ただし、何歳と特定はなく年代ごとに曲がり角と言われる転換期が訪れます。
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2.原因と対処法

「お肌の曲がり角」とは肌機能の劣化です。
肌の影響は人それぞれです。
劣化の原因もその対処法もそれぞれです。

2-1 体のさび

(1) 原因

私たちが生きていくためには酸素が不可欠ですが、身体に取り込んだ酸素の一部は、他の分子と結びついて高い酸化力をもつ「活性酸素」になります。活性酸素には強い攻撃力で体内に侵入したウィルスや細菌を退治する役割を持っています。ところが、必要以上に増えてしまうと健康な細胞まで攻撃(酸化)してしまいます。これがいわゆる「体のさび」です。酸化によってしみ、シワ、くすみなどの老化をもたらします。
また、私たちには欠かせない酵素が3種類あり、体内で生成される「消化酵素」と「代謝酵素」、そして食べ物から摂れる「食物酵素」です。この中の「代謝酵素」は酸化を除去する働きがあります。ただ、この体内で生成される「代謝酵素」は20歳をピークにして急激に減少していくので、酸化の除去力も弱まります。

(2) 対処法

①活性酸素を増やさない

タバコ・・・多量の活性酸素を発生させるだけでなく、抗酸化物質の一つであるビタミンCを壊します。

紫外線・・・活性酸素を大量発生させます。骨粗鬆症の予防は生活紫外線だけでも十分で、無理な日焼けや長時間の日光浴は避けましょう。

アルコール・・・アルコール分解の過程で活性酸素が発生します。適量が大切です。

脂 肪・・・スナック類やインスタントラーメン類など揚げてある食品は空気にさらすと過酸化脂質に変化し、酸化促進作用で活性酸素と同じ害をもたらします。

ストレス・・・ストレスによる神経の興奮が活性酸素を発生させます。

②代謝酵素を有効活用
体内酵素は「消化」と「代謝」、その都度必要な方の働きをしますが、ほぼ消化の方に優先的に使われています。ただし、体内で生成される酵素は生涯で一定量です。
肉料理やジャンクフード類は、胃にかかる負担が増えるだけでなく、消化するために大量の酵素を使うことになります。そうなると、代謝に使われる酵素も消化に使われてしまい、体内に必要な代謝酵素までも減ってしまいます。
不規則な生活や乱れた食生活を送っていると、消化酵素がたくさん消費され体内に必要な代謝酵素が働かず、肥満や老化など体調不良の原因につながっていくことが考えられます。消化酵素の浪費を防ぐために、野菜や発酵食品など酵素がたっぷり含まれた食べ物を意識して摂り入れ、代謝酵素を増やすことも大切です。

2-2 ターンオーバーの周期

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(1) 原因

ターンオーバーとは、お肌の細胞の生まれ変わりのことで、新しく作られた細胞が少しずつ表面に上がって、最後は古くなった角質が剥がれ落ちる過程のことです。ターンオーバーが正常に働いていれば、肌にトラブルが起きてもターンオーバーにより排出されます。通常ターンオーバーの周期は28日、ただその周期は年齢と共に長くなり、30歳では40日、40歳では55日、50歳では75日なると言われています。また、ターンオーバーは早すぎても遅すぎてもいけません。正常に働くことで、角質も常に新しい状態で保つことができます。角質にはお肌のバリア機能があり、紫外線などの外部からの刺激からお肌を守ってくれます。

(2) 対処法

① 洗顔
肌を過剰に洗ったり、ゴシゴシ洗うと、角質を無理やり剥がすことになってしまいます。角質が剥がれてしまうと、次の角質を急いで作ることになるので、細胞が未熟な状態でターンオーバーを繰り返します。洗顔をすると皮脂もとれさっぱりしますが、皮脂は保湿の役割もあり肌を乾燥から守り保護してくれるため、過剰な洗顔は避けたいものです。
②紫外線
紫外線にあたりすぎると、肌細胞がダメージを受け、早く修復しようとしてターンオーバーを早めてしまいます。
③睡眠
睡眠中は代謝を促す成長ホルモンが分泌し、細胞を修復し再生させます。十分な睡眠がとれてないと、ターンオーバーが正常に行われないので、ターンオーバーも遅くなります。毎日少ない睡眠だと新しい細胞に生まれ変わることができません。

2-3 美肌成分と保湿成分

(1) 原因

20代からお肌の美肌成分「コラーゲン」・「エラスチン」、保湿成分の「ヒアルロン酸」も減少していきます。これらが減少すると、肌が乾燥しやすくなり、シワの原因などになります。

(2) 対処法

①外面からの保湿
健康な肌というのは約20%~30%の水分を含んでいます。ところが、乾燥肌になると水分は20%以下になります。特に乾燥する冬は、大気中の湿度が50%以下になり、肌の乾燥も激しくなります。この為、重要になるのが『保湿』です。化粧水をたくさんつけても、成分の多くが水なので蒸発するだけで、保湿効果はあまり期待できません。また、何度も化粧水をつけると、皮膚がふやけて、肌が本来持っている保湿成分が出てしまい、逆に乾燥しやすくなる事もあるので注意が必要です。
よりしっかり肌に浸透させるためにシートマスクやコットンを使用しましょう。ただし、指定の時間以上、シートマスクやコットンを顔にのせていると、コットンやシートマスクが乾燥し、肌内部の水分も一緒に乾燥させるので注意が必要です。
化粧水を付けて、顔に十分な水分を与えた後は、油分を含んでいる保湿用の乳液やクリームでフタをしてください。ただ、皮膚科学的に見た場合には、油分の保湿力というのは、それほど高くなく、隙間からから水分は蒸発します。しかし、乳液やクリームをつけることで、肌をなめらか、柔らかくする作用があります。
②内面からの保湿
コーヒーやお茶、お酒などの飲み物は利尿作用や内臓への負担をかけるため、水分としてスムーズには体に吸収されません。ミネラルウオーターやスポーツドリンクなどを、こまめに少しずつ飲むのが理想的な水分補給の方法です。果汁100%のフルーツジュースやスープなども一緒に組み合わせて水分補給するのがおすすめです。

2-4 ストレス

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(1) 原因

20代から40代にかけて、仕事の責任も重くなってきたり、結婚や出産、育児と生活環境も変化し、気付かないうちにストレスが溜まったり、お肌のケアが後回しになったりします。
ストレスによる肌荒れの原因は、「ストレスホルモン(副腎ホルモン)の分泌」です。人間の脳は、ストレスを感じるとストレスホルモンを分泌します。その結果、血管が収縮し栄養を必要最低限にしか届けなくなるので、肌まで栄養を届けることができなくなり肌のバリア機能・免疫力が低下し、肌荒れが起きてしまいます。

(2) 対処法

① 肌荒れを改善するためには、ストレスの原因となっているものを改善することが望ましいですが、環境を変える事は難しいです。しかも、肌荒れ自体がストレスになってしまうことがあります。
② 良質な睡眠をとる。
ストレスを感じるとコルチゾールというストレス耐性ホルモンがでて、ストレスに負けまいと攻撃してくれます。しかし、コルチゾールが多く分泌されると代謝を悪くしたり、血管を収縮してしまいます。コルチゾールの分泌を抑えるには、良質の睡眠と規則正しい起床です。コルチゾールは時間に依存しますので、毎日規則正しい起床がコルチゾールの分泌も正しくしてくれます。
肌荒れで悩まず、ストレスを溜めないようにすることも大切です。どうしても治らないときは専門家に相談するのもいいと思います。

2-5 女性ホルモン

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(1) 原因

女性ホルモンには「美人ホルモン」と言われているエストロゲンがあり、分泌量のバランスが良いと、美や健康を保つ効果があります。しかし、分泌量のピークは20代後半から30代前半で、その後の分泌量は年齢とともに減っていく一方です。

(2) 対処法

女性ホルモンは、生活習慣の乱れなどにより、バランスが崩れてしまうこともあるので、生活習慣を整えることは効果的です。適度な運動やお風呂は湯船につかり、十分な睡眠時間をとってストレスをためないようにしましょう。また、女性ホルモンの不足を補うために食べ物やサプリメントなどを摂取するのもいいでしょう。
詳しく知りたい方は「女性ホルモンのバランスを整えて、美と健康を手に入れよう!」をご覧ください。

3.まとめ

お肌の曲がり角には個人差がありますが、年齢と共に誰にでも訪れることです。
自分のお肌の状態を知り、その時々に合った対処法をもとに改善していければいいですね。
ストレスを溜めず、笑顔で過ごしましょう。