その息苦しさ、スマホのせいかも…

「少し息苦しい」と感じるときありませんか?
もしかして新型コロナかも・・・と不安になる人もいるかもしれません。
その息苦しさ、実は、スマホの使い過ぎなどによる呼吸の浅さが原因かも。

◆目次◆

1.呼吸筋

2.スマホと浅い呼吸

3.呼吸筋をほぐす

4.まとめ

1.呼吸筋

呼吸筋とは、呼吸を行う筋肉の総称です。
肺は自らの力で膨らんだり縮んだりすることはできません。呼吸=気道を通じて肺の末梢に空気を取り入れるには、肺の周りにある筋肉が作用しています。これらの筋肉を呼吸筋と呼びます。代表的な筋肉は「横隔膜」と「外肋間筋」です。

▽横隔膜
横隔“膜”とありますが、筋肉です。胸郭の下部にあるドーム型の筋肉で、収縮すると胸腔を広げて空気を取り込み、弛緩すると胸腔が狭まり、空気が排出されます。これを一般的に「腹式呼吸」と呼んでいます。

▽外肋間筋
肋骨の間にある筋肉で、収縮すると肋骨を拳上して胸郭を広げます。これによって胸腔が拡がり空気を取り込みます。外肋間筋が弛緩すると胸郭が狭まり、空気が排出されます。これが「胸式呼吸」と呼ばれています。

2.スマホと浅い呼吸

呼吸が浅い人が増えている一因として、スマートフォンの普及が挙げられます。多くの人はスマホ操作時に背中を丸め、肩が前に入り込んだ姿勢になりがちです。猫背や前かがみの姿勢は肺を圧迫し、息を深く吐いたり吸ったりできなくなるそうです。
呼吸が浅いと、酸素が体に十分に入らず、血液中の酸素が不足していきます。すると、代謝が落ち、各臓器の働きや自律神経の働きが低下してしまいます。

浅い呼吸による身体の不調
首・肩の凝り、冷え性、背骨のゆがみ、胃などの内臓・肋骨の下垂、肝機能の低下、自律神経失調症、倦怠感、便秘、不眠、食欲不振など

また、人間の頚椎(首の骨)は本来緩やかに湾曲しているものですが、下を向いてスマホ操作に没頭するうちに自然なカーブが失われてしまい、「ストレートネック」と呼ばれる状態になります。別名、スマホ首。
ストレートネックになると首や肩の筋肉に負担がかかるため、不調を引き起こす原因となります。

スマホ首チェック
▽自然に立ったときに、手が体の前にくる
▽歩いているとき、つい下を見てしまう
▽座っているときに机やテーブルに肘をつきたくなる
▽壁に背中をつけたとき、後頭部だけ浮いている
▽疲れやすくやる気が起きない
▽1日5時間以上パソコン作業している
▽暇さえあればスマホを見ている
▽二重あごが気になる
▽パソコン作業中に肩や首が痛くなる
▽目が疲れやすくなった

3.呼吸筋をほぐす

ストレッチで呼吸筋をほぐしましょう。
呼吸筋のなかでも、息を吸うときに使う筋肉の柔軟性を高めるには、背中と胸のストレッチが有効です。
▽背中のストレッチ
①足を肩幅に開き、背筋を伸ばす
②胸の前で両手を組む
③ゆっくりと鼻から息を吸いながら背中を丸め、腕を前に伸ばしていく
胸に大きなボールを抱えるイメージで背中を丸める
④口からゆっくりと吐きながら元の姿勢に戻る

▽胸のストレッチ
①足を肩幅に開き、腰の後ろで両手を組む
②ゆっくりと鼻から息を吸う
③口からゆっくりと吐きながら、組んだ両手を下へ伸ばす
④息を吸いながら手を戻す

1セット3~6回が目安です。朝昼晩と1日に何度か取り組むと良いでしょう。

4.まとめ

日本人なら誰もが知っている「ラジオ体操」。
ラジオ体操第一は、腕や足を伸ばす、関節を大きく動かすといった基本的な動作で、幅広い年齢層が気軽に行えます。体全体の筋肉をほぐすことで、血行促進・肩こり緩和・歪み対策に期待ができるそうです。

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