
年齢を重ねると身体のいろいろなところが悲鳴を上げてきます。
私の場合、ぎっくり腰や40肩など筋肉系の不具合が多く、中でもふくらはぎは慢性的に張った感じがするし、よくつります。
(今、草野球をしたらアキレス腱が切れそう・・・)
ジムに通うなど、アンチエイジングに努めていますが、あまり効果を感じられません。
◆目次◆
1.ふくらはぎの構造
2.ふくらはぎは第2の心臓?
3.ふくらはぎを鍛える
4.まとめ
1.ふくらはぎの構造
ふくらはぎを中心とした足の構造はどうなっているのでしょう。
足にはたくさんの骨や関節があり構造も複雑です。
曲げたり、伸ばしたり、回転させたり、複雑な動きに対応するためです。
▽足の主な骨
・大腿骨(だいたいこつ)ふとももの骨。人体最長の骨でとても頑丈。
・脛骨(けいこつ):向う脛の骨。
・腓骨(ひこつ):脛骨と並行している骨。
・距骨(きょこつ):足首の骨。
・踵骨(しょうこつ):かかとの骨。
▽足の主な関節
・股関節:腸骨(ちょうこつ)、坐骨(ざこつ)、恥骨(ちこつ)が一つになった寛骨(かんこつ)のくぼみに、大腿骨の先端(大腿骨頭)がはまり込んでできている。
・膝関節:人体最大の関節で最も複雑な関節の一つ。
・足関節:足首などの関節。
▽足の主な筋肉
・大殿筋(だいでんきん):お尻の筋肉。
・大腿二頭筋(だいたいにとうきん):別名ハムストリング。ふとももの裏の筋肉。
・大腿四頭筋(だいたいしとうきん):ふとももの表の筋肉群。
・前脛骨筋(ぜんけいこつきん):向うずねの表の筋肉。
・下腿三頭筋(かたいさんとうきん):向うずねの裏の筋肉群。腓腹筋(ひふくきん)、ヒラメ筋と、かかとに繋がるアキレス腱で構成される。
その他、靭帯や腱などの部位で構成され、ふくらはぎはその一部、下腿三頭筋のことです。
「こむら返り」とは腓腹筋が痙攣する状態のことです(大腿二頭筋や前脛骨筋もつります・・・)。
2.ふくらはぎは第2の心臓?

ふくらはぎは第2の心臓とも言われます。
心臓は酸素や栄養素を含むフレッシュな血液を、動脈を通じて全身に運びます。
一方、二酸化炭素や老廃物は、静脈を通じて心臓に運ばれリサイクルされます。心臓よりも下側にある静脈では、周囲の筋肉が収縮・弛緩する圧力によって血液が押し上げられます。
ふくらはぎの血液を押し上げる力はとても大切です。
3.ふくらはぎを鍛える
ふくらはぎを鍛えることによって、血流改善などの効果が期待できます。
ふくらはぎを鍛える代表的な種目はカーフ・レイズです。
床に立ち壁などを支えにしてかかとを上げ下げする運動です。
100回以上で長い間トレーニングしていたのですが効果を感じられませんでした。
原因は二つ①可動域が狭いこと、②負荷を少しずつ増やしていなかったことです。
・可動域を広げるには:初めは床に立ってかかとを上げ下げします。階段や厚手の本など段差を利用すると可動域が広がります。
・負荷を上げるには(その1):膝を伸ばすと、膝を少し曲げるよりも動作がきつくなります。
・負荷を上げるには(その2):両足から片足へ。
以上を軽い順に並べると、
①床面を使った両足のカーフ・レイズ(膝を曲げて)
②床面を使った両足のカーフ・レイズ(膝を伸ばして)
③床面を使った片足のカーフ・レイズ(膝を曲げて)
④床面を使った片足のカーフ・レイズ(膝を伸ばして)
⑤階段などを使った両足のカーフ・レイズ(膝を曲げて)
⑥階段などを使った両足のカーフ・レイズ(膝を伸ばして)
⑦階段などを使った片足のカーフ・レイズ(膝を曲げて)
⑧階段などを使った片足のカーフ・レイズ(膝を伸ばして)
無理をしないでゆっくり負荷を上げていきましょう。
4.まとめ
ふくらはぎを鍛えると良いことがありそうです。
但し、身体はたくさんの部分が、複雑に関連しあって構成されていますので、ふくらはぎを鍛えるだけでは不十分と考えます。
例えば、血液の流れを司る筋肉は自律神経で制御されていますし、血流が滞る原因は筋力低下だけではありません。
いつものことですが、質の良い食事と睡眠、適度な運動を心がけましょう。
<参考資料>
筋・骨メカニクス 山口典孝/左明 秀和システム 2014年
新版からだのしくみカラー事典 垣内義亨 主婦の友社 2016年
プリズナートレーニング 超絶!!グリップ&関節編 ポール・ウェイド CCCメディアハウス 2018年
<参考コラム>
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