エネルギー密度とは食品1グラムに含まれるエネルギーのことで同じ重量の食品であればエネルギー密度が低い食品はエネルギーが低く、高い食品のエネルギーが高いことになります。
カロリー密度と言われることもあるそうです。
◆目次◆
1.野菜を食べると・・
2.エネルギー密度の違う食事
3.まとめ
1.野菜を食べると・・
もっと野菜を食べようとよく言われますが本当のところどうなのでしょうか。
例えば、野菜に多く含まれる食物繊維には糖尿病予防効果があると期待されていますが実際には玄米など全粒穀物と比べてその効果が確認できていないそうです。
また、野菜を食事の初めに食べるとよいとも言われますが、ある研究によると野菜を先に食べると食事全体のカロリー摂取量が増える場合もあったそうです。
一方、エネルギー密度が違うサラダ3種類を前菜として食べた場合の全体のカロリー摂取量を調べると、エネルギー密度が低いサラダを食べると全体のエネルギー摂取量は少し減り、エネルギー密度が高いサラダを食べると逆に全体のエネルギー摂取量は少し増えたそうです。
どうやらエネルギー密度がカギのようです。
2.エネルギー密度の違う食事
エネルギー密度が違う食事を食べたあと、次の食事で摂るエネルギーの量がどのように変化するかを調べた研究があり、これによると重さが同じでエネルギーが少ない食事の次の食事ではエネルギー摂取量が増える傾向があったそうです。
一方、エネルギーが同じで重さが重い食事を食べた次の食事ではエネルギー摂取量が減る傾向があったそうです。
人の体はエネルギー摂取量よりも食べた食事の重さに感応するようでエネルギー密度が低い食事を選ぶとエネルギー摂取量を減らすことができるかもしれません。
ちなみに食事のエネルギー密度を下げる方法には①脂質を減らす②糖質を減らす③食物繊維を増やす④水分を増やすがありますが、次の食事の摂取量が減ったのは③の食物繊維を増やすと④水分を増やすだけだったそうです。
3.まとめ
エネルギー密度は少し馴染みがないですが、これから少しずつ意識してみようと思います。
基本的にカロリーが低い食品のエネルギー密度は低いのですが調理方法等によって異なる場合があります。
カギは水分と食物繊維です。
<参考資料>
行動栄養学とはなにか? 佐々木敏 女子栄養大学出版部
栄養データはこう読む! 佐々木敏 女子栄養大学出版部 2020年(第2版)
<関連コラム>
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