オートファジーで健康になろう


ダイエットをしたいけど、運動は苦手。手っ取り早いファスティングや糖質制限をしても結局リバウンド・・・どうにかして痩せたいし、健康的に痩せたいですよね。
2016年のノーベル生理学・医学賞を東京工業大学の教授が受賞されたことで一気に注目される事になったオートファジー。仕組みを知れば無理のないダイエットができるかもしれません。

◆目次◆

1.オートファジーとは

2.オートファジーの仕組み

3.実践してみよう16時間断食

4.まとめ

1.オートファジーとは

オートファジーとは、ギリシャ語の「自分(オート)」と「食べる(ファジー)」を組み合わせた自食作用のことで、細胞内にある不要な物質を分解する働きの事です。分解された老廃物はリサイクルされ、エネルギーになります。オートファジーの作用では不要になったタンパク質などを細胞自身が分解することで、細胞内をキレイに保つ役割をしている事がわかっています。
私たちの身体は、水を除くと約7割がタンパク質で構成されているといわれています。人間が生きていく上で欠かせない働きをしているタンパク質ですが、食事で摂取しているタンパク質の量は毎日60g~80g程です。しかしオートファジーが作用した場合、実際に体で作られているタンパク質は160g~200gとされています。実は、オートファジーが細胞内の不要なタンパク質を分解後アミノ酸にする働きをし、そのアミノ酸が再結合することで体内に新しいタンパク質が作られるのです。

2.オートファジーの役割

細胞内には、生命を維持するためいろいろな物質が存在していますが、オートファジーの役割のひとつに「細胞内部の状態を一定に保つこと」があります。タンパク質が古くなったり傷ついたまま細胞内に残っているとゴミと同じになってしまいます。ゴミは定期的に掃除をしておかないと、細胞内がゴミだらけになってしまい色んな機能が低下するようになります。目の水晶体のタンパク質が一生同じものを使用することで細胞が年をとり機能が低下する白内障があるように、長い年月が経つと体の不調が起こることもあります。オートファジーは細胞内をリサイクルして栄養源を生み出す生命維持の役割も担っているのです。

3.実践してみよう16時間断食

では、このオートファジーをどうやって誘発させるのか。それは体が飢餓状態になったときです。最後に食事を摂って10時間程経つと、肝臓に蓄えられた糖が無くなって脂肪が分解されはじめ、空腹時間が16時間続くとオートファジーが働き、体内の細胞がよみがえることで免疫、血管、自律神経などに良いとされます。空腹時間を作ることが極めて重要なのです。食べない時間を増やすだけで脂肪は燃えるし細胞は生まれ変わり肌つやも良くなりアンチエイジング。願ったり叶ったり・・・だけど断食なんてできるのだろうか・・・と思いがちですが、逆に残りの8時間は何を食べてもOKというのが16時間断食ダイエットの良いところでもあります。例えば、お昼12時に昼食をとり、おやつを食べたりして夕食は夜8時迄に完了させます。次の日の朝食は抜き、16時間が経過したお昼12時に昼食・・という流れです。16時間は寝ている時間も含まれますし、朝食を抜いたことで、もしも途中お腹が空いてしまったら、素焼きのナッツに限り食べてもOKです。

4.まとめ

空腹時間に軽い運動をすると、動かした局所のオートファジーがより活性化することも分かってきたそうです。より健康になるためにも、ぜひ実践してみてくださいね。