
燃焼系アミノ酸という言葉をダイエッターなら一度は聞いたことがあると思います。私も摂るだけで脂肪が燃焼してくれるのならばとサプリを飲んでいた時期があります。しかし、痩せはせず・・・
燃焼系アミノ酸とは何だったのか、調べてみました。
◆目次◆
1.BCAAとは
2.摂取タイミング
3.まとめ
1.BCAAとは
分子に分岐構造を持った分岐鎖アミノ酸=BCAAと称されるアミノ酸があります。
それが、必須アミノ酸であるバリン、ロイシン、イソロイシンの3種類です。
分岐鎖アミノ酸(以下BCAA)は、腸管で合成され筋肉に蓄えられ、エネルギー源となります。人間の筋肉タンパク質中に約35%含まれていて、運動の持久力を維持したり、筋肉を修復したりするなど重要な役割を持っています。
スポーツドリンクやスポーツサプリメントなどに配合され、運動時のエネルギー補給として活用しています。
またBCAAは、肝機能を改善する効果もあります。
=バリン=

バリンは筋肉中のタンパク質を構成する上で重要なアミノ酸です。他のアミノ酸は肝臓で分解されエネルギーに変換されることに対して、バリンは筋肉で消費されるエネルギー源です。筋肉の強化や疲労回復、カラダの成長を促進する働きや血液中の窒素バランスを調整する効果があります。
=ロイシン=

ロイシンは、筋肉の合成と分解を抑制する働きがあります。また、インスリンの分泌を増加させる作用があるため、エネルギーとしてブドウ糖を筋肉の細胞に取り込むのを助けます。インスリンの分泌を促すことで、運動時の持久力や瞬発力を高める、運動後の筋肉を成長・修復、強化する効果があります。
=イソロイシン=

イソロイシンは甲状腺ホルモンの分泌を促すことで、成長を促進し、神経機能をサポートするほか、肝臓の機能強化、血管拡張作用、筋肉強化、疲労回復などの働きがあります。また、イソロイシンは、バリンやロイシンよりも効率よくエネルギー源となることが分かっています。
◎アミノ酸でダイエット
ダイエットで大切なことは、エネルギーを消費しやすいカラダを作ることです。
エネルギー消費の大半を占める基礎代謝を高めることで、太りにくいカラダとなっていきます。
アミノ酸を摂るだけでは痩せません。
アミノ酸の力を借りながら、運動や筋肉トレーニングを通して筋肉を鍛えることがダイエットへの第一歩となります。
2.摂取タイミング

アミノ酸は、目的に合わせて適切な量を摂りましょう。
=起床時=
起床時はエネルギー不足です。一日を元気に過ごすために摂取するといいでしょう。
体力・持久力をUPするBCAAや脳を活性化させるアルギニンなどのアミノ酸がおススメです。
=運動の前=
BCAAは、30分程度で血液中に届くと言われています。そのためトレーニングを行う30分前を目安に摂取するといいでしょう。
リジン、プロリン、アラニン、アルギニンと持久力アップ系のBCAAが脂肪燃焼をサポートします。
=運動中=
短時間であれば摂取する必要はありませんが、長時間運動をしていると途中でエネルギーが消耗する可能性があります。エネルギーがなくなると筋肉が分解されてしまうため、それを阻止するためにもトレーニング途中でBCAAを摂取するとよいでしょう。
=運動の後=
運動後の30~45分以内はゴールデンタイムと呼ばれ、傷ついた筋線維が最も回復しやすい時間帯と考えられています。
BCAAはトレーニングによって傷ついた筋肉を修復したり、筋肉痛や疲労感を抑制させたりする効果があります。
=入浴時=
入浴は意外に消費するエネルギーが多くダイエットに有効と考えられます。お風呂に入る前に、アミノ酸を摂取するとよいでしょう。
=就寝前=
空腹時が続く就寝時は、アミノ酸効果の期待大です。就寝中は筋肉が回復し、成長を遂げる時間です。バランスのよいアミノ酸を摂取しましょう。プロリンやアルギニンは、美肌の効果も。
3.まとめ

アミノ酸を摂るだけで痩せるものではありませんでした。
適度な運動で筋肉量が増えると基礎代謝も上がることで、太りにくい体質なる。また、理想のボディラインを作るならば、筋トレやストレッチで気になっている部分を引き締める。
そのお手伝いをしているのが、燃焼系アミノ酸BCAAでした。
