「りんごを食べると健康でいられる。」祖父母がよく言っていました。
「一日一個のリンゴ、医者知らず( An apple a day keeps the doctor away)」という英国のことわざもあります。
◆目次◆
1.リンゴの栄養成分
2.リンゴと残留農薬
3.まとめ
1.リンゴの栄養成分
リンゴには、ペクチン、ビタミンC、カテキン、アントシアニン、カリウムなどの栄養成分が含まれています。
ペクチンは水溶性食物繊維で、血糖値上昇の抑制、満腹感の促進、ビフィズス菌を増殖させて腸内環境を改善するなどの作用があります。
ビタミンCはコラーゲン(全たんぱく質の30%を占める大切な成分)の生成、悪玉コレステロール(LDL)の酸化抑制、各種ホルモンの合成促進、鉄の吸収促進、メラニンの沈着防止、抗がん作用、免疫を高めるなどの作用があります。
カテキンは殺菌作用、血中コレステロールの低下、高血圧の予防といった働きがあります。
アントシアニンは主にリンゴの皮に含まれるポリフェノールの一種で抗酸化作用や疲れ目解消・視力を守る働き、肝機能の向上を助けるなどの作用があります。
カリウムはナトリウムとともに、体内の水分量を調節してくれます。また、心臓機能や筋肉の調整などの働きをしてくれます。
カリウムは多くの食品に含まれていますが調理過程で栄養が流されてしまうので生で食べられる果物は効率よくカリウムを摂取できます。
2.リンゴと残留農薬
リンゴは栄養成分が豊富ですが害虫に弱いため農薬を使用せざるを得ない果物でもあります。
健康のためには高価でも有機栽培品を選ぶなど注意が必要です(有機栽培でも天然成分の農薬使用は認められています)。
残留農薬を除去するためには、
・水で良く洗う
・塩水に30~60分浸けた後に洗い流す
・重曹水で洗う
・水素水に浸ける
などがあります。
3.まとめ
リンゴの栄養成分、残留農薬で台無しにしないようにしたいものです。
健康のためには少しのお金、手間を惜しんではいけなということだと思います。
<参考資料>
からだにおいしい新しい栄養学 吉田企世子 松田早苗 髙橋書店 2017年
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