雑誌で、「日本人に多い目のトラブル」という記事をみました。
とても気になる内容でしたので、少しご紹介します。
◆目次◆
1.日本人に多い目のトラブル5
2.第1位【緑内障】
3.第2位【網膜色素変性症】
4.第3位【糖尿病網膜症】
5.第4位【黄斑変性】
6.第5位【脈絡膜萎縮】
7.まとめ
1.日本人に多い目のトラブルベスト5
日常に潜む失明リスク、日本人に多い目のトラブルベスト5はこちらです!
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失明を含む 視覚障害の疾患原因 |
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1位 |
緑内障 | 28.6% |
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2位 |
網膜色素変性 | 14.0% |
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3位 |
糖尿病網膜症 | 12.8% |
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4位 |
黄斑変性 | 8.0% |
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5位 |
脈絡膜萎縮 | 4.9% |
厚生労働省平成28年度研究報告書より作成
これらの疾患は発見しにくいそうで、自覚症状がないままに徐々に進行していき、気づいたときには手遅れになることもあるそうです。
2.第1位【緑内障】
20人に1人は緑内障になると言われています。
そんな緑内障は、健康診断や視力検査では発見が難しく、目がかなり見えなくなってから受診する人が多いため、日本人が途中で失明してしまう原因第1位だそうです。
■症状
何らかの原因(眼圧が高い状態など)で視神経が傷つくと、視野が狭くなったり、視野の一部だけが見づらくなったり、視力が低下するなどの症状が現れます。
一般的な初期の緑内障では、こうした症状はあまりはっきりと現れないことがほとんどで、10年から20年かけて非常にゆっくりと進行していきます。また、暗い所での長時間の細かい作業や、長時間のうつ伏せ姿勢などが誘因で、急性の緑内障を起こす場合もあります。急激に眼圧が上昇し、目の強い痛みや充血、頭痛、吐き気、嘔吐など激しい症状がおきた場合は、すぐに治療を行い、眼圧を下げる必要があります。放置してしまうと、数日で失明にいたる可能性もあるそうです。※発生直後の状態では、脳の病気を疑われることもあり、治療が遅れてしまうことも。目に充血があるか、充血した目がかすんでみえるかなどを確認しましょう。
3.第2位【網膜色素変性症】
網膜色素変性症は、網膜の光を感じる細胞に異常が生じる病気で、厚生労働省の難病指定を受けている病気のひとつです。日本国内における発症頻度は4千人~8千人に1人程度と報告されています。
■症状
初期症状は夜盲(暗い所で物が見えにくい状態。鳥目)や羞明(光がまぶしく感じること)、視野狭窄などです。なかでも、夜盲が初期症状であることが多いといわれています。その後、病状が進行すると視力低下や色覚異常が生じ、最終的には失明することもあるそうです。
また、網膜色素変性の患者さんは白内障や緑内障を合併しやすいことが知られています。しかし、なぜこうした眼科系疾患の合併症が多いのか、詳しいことはよくわかっていないそうです。
4.第3位【糖尿病網膜症】
糖尿病の合併症として発症する疾患です。腎症や神経障害とともに糖尿病の三大合併症のひとつとして知られています。糖尿病では血管障害が引き起こされますが、これに関連した網膜病変です。
糖尿病網膜症は、血管性病変の進行の程度により、単純糖尿病網膜症、前増殖糖尿病網膜症、増殖糖尿病網膜症の3つに分類されています。
■症状
初期の段階である、“単純糖尿病網膜症”では自覚症状がほとんどありません。初期では、血糖コントロールを厳格にすることで改善することも期待できるそうです。
次に、網膜の酸素低下から新生血管が産生される“前増殖糖尿病網膜症”になると、眼がかすむ、視力が低下するなどの症状が出ることもありますが、なおも症状がないことがあります。
しかし、新生血管の形成が多くなる“増殖糖尿病網膜症”の段階になると、硝子体出血や網膜剥離などの眼内病変をきたすことになり、より明確な症状が現れます。具体的には、飛蚊症、視野に墨がかかったように一部分が暗くなる、視野が狭くなる、などです。
増殖糖尿病網膜症は、最悪の場合、失明することもあります。また、黄斑浮腫を合併することも多く、重症な場合には視力が低下して、車の運転ができなくなったり、文字が読めなくなったりします。黄斑浮腫は、単純、前増殖、増殖といずれの病期の糖尿病網膜症にも起こっていきます。
5.第4位【黄斑変性】
加齢によって網膜の中心部(黄斑)に障害が起きる疾患を加齢黄斑変性と言います。
日本では約70万人が罹患しているといわれ、統計によると50歳以上の80人に1人が発症しています。(誰にでも発症するリスクがあり)
日本人の中途失明原因としては第4位ですが、欧米では第1位といわれています。■症状
視界の中心部が歪んで見えたり、中心が暗く見えたりするため、「人やものの見わけがしにくくなる、文字が読みにくい、段差でつまずいてしまう」といった症状が出ます。症状も、突然現れて急激に進行していくタイプや、徐々に見えづらくなるタイプがあります。
症状が進行すると視力の低下や色覚異常が起こり、治療を施さなければ患者さんの約90%が視力0.1以下となってしまいます。
また、加齢に伴い発症する病気であることから、「老眼」だと思う人が多く、発見が遅れてしまうそうです。覚えておきたいことは、老眼では視界の歪みや中心部の暗点といった症状は現れないということです。
6.第5位【脈絡膜萎縮】
網膜、脈絡膜が正常な状態に比べ萎縮しており、機能していない状態を言います。
脈絡膜萎縮は原因も程度も様々で、よくあるものとしては、近視性の網脈絡膜萎縮です。
自覚症状が出るのが遅い場合が多く、眼科で初めて言われて知ることも多いでしょう。
脈絡膜萎縮病は進行性のある疾患であるため、症状は悪化し続けていきます。視力低下を引き起こし、最悪の場合は失明になる可能性があります。
現時点では萎縮状態を元に戻すという治療法は確立されておらず、薬による治療に関してもリスクが高いとされており推奨されていません。
7.まとめ
10年以上前にレーシック(手術前:視力0.03。乱視あり→手術後:視力1.5まで回復!!)をして快適な日々を過ごしていたのですが、パソコンやスマホなどで目を酷使しているせいか、また見えなくなってきました。今、0.5あるかないかの状態です。
近視の人は目の病気になるリスクが高いそうで、60才を過ぎたら定期的に検査をしようと思いました。(今50才手前…それまでは、なるべく遠くの緑を見て目を休めよう…)
目のケアについては、過去のブログを参考にしてください。
参考雑誌
一個人2023年春号「科学的に正しい目との付き合い方」より
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