安心な食品の見分け方

テニスの全豪オープンでジョコビッチ選手が10度目の優勝を果たしました。
たしか昨年はコロナワクチン非接種のため国外退去になっていたので素晴らしいカムバックだと思います。
そして、長い間トップフォームを維持できていることはもっと凄い事だと思います。妥協のない食生活が大きな要因なのでしょう。
トッププレーヤーの食生活を真似ることは難しいですが、できることから少しずつ始めましょう。
今回は「安心な食品の見分け方(食品添加物)」です。

◆目次◆

1.利便性・価格とひきかえに

2.安心な食品の見分け方

3.まとめ

1.利便性・価格とひきかえに

スーパーやコンビニで豊富な種類のお惣菜などをリーズナブルな価格で選べる事は喜ばしいことです。
一方、着色料で見栄えを良くした食品、不自然に日持ちが良い食品、大豆たん白でかさ上げされた肉など様々な添加物なしで、この利便性・価格を享受することはできないと思います。
日本で認められている食品添加物は1500種類以上(注:2009年現在)、その数は増加傾向であり、毎日の食事を加工食品や調理済みのお惣菜で済ませると、あっという間に400~500種類の添加物を1日で摂ってしまうこともあります。
現代の食生活から添加物を排除することは現実的に不可能と考えられますが、少しでも安心な食品を選んでいきたいものです。

2.安心な食品の見分け方

安心な食品の見分け方は(ひ)非伝統的なもの、(ふ)不自然なもの、(み)未経験なものは避ける「ひふみ」の法則が基本だそうです。
先ずは「なんでこんなに安いのだろう?」など素朴な疑問を持ち、パッケージの裏面をチェック、台所にないものや聞きなれないものは添加物と考えましょう。
隠れ添加物にも注意しましょう。
カット野菜の殺菌に使う次亜塩素酸ソーダなど加工の際に添加され完成品から除去される加工助剤、食品の原料から持ち越された添加物、バラ売り食品や包装が小さいものなどは、表示義務が免除されるため様々な添加物(隠れ添加物)が使用されている可能性があります。
また、できるだけ加工度の低い食品を選び、どこで誰が作ったかにも関心を持ちましょう。
そして、食品についているJASマークにも注目しましょう。但し、JASマークがついてるから添加物が入っていないわけではないので基準を満たしているのである程度安心と考えましょう。

JASマーク:成分や食味、香り、色などの品質について規格を満たす食品についている。
有機JASマーク:有機JAS規格に適合すると認定された有機食品につけられるマーク。種まきまたは植え付け前2年以上(多年生植物は3年以上)、禁止農薬や化学肥料を使用しない田畑で生産され、遺伝子組換え由来の種苗は使用せず、農薬・化学肥料を使用しないで栽培された農産物。有機農産物と同じように作ったエサを食べさせ、ストレスを与えないよう放牧するなどして買われた家畜の肉や乳、卵など有機畜産物。原材料として有機農産物や有機畜産物などを95%以上使い、限られた種類の食品添加物を使って作られた有機加工食品がある。
特定JASマーク:特色ある作り方や原材料など、生産方法に着目して定めた規格。
生産情報公表JASマーク:生産者が飼料や動物用医薬品の投与など生産情報を正確に記録、保管、公表していることを認定された食品につけられるマーク。

3.まとめ

飴が欲しくなったのでコンビニに行きました。
今まではサンプルA(種類も豊富!)から選んでいたのですが、ちょっと見回してサンプルBも手にとってみました。
裏面表示は以下の通りです。
●サンプルA(税込287円)
名称:清涼菓子 原材料名:植物油脂/甘味料(ソルビトール、スクラロース、アセスルファムK)、酸味料、ステアリン酸Mg、香料、ビタミンC、着色料(野菜ジュース、アントシアニン)
原産国名:オランダ
●サンプルB(税込370円)
名称:有平糖 原材料名:上白糖(国内製造)、果糖(沖縄県産)、水飴、桂皮末
製造所:国内工場
サンプルAは、ビタミンCや眼に良いとされるポリフェノール・アントシアニンを含んでいるようですが他は添加物でしょう。原産国もオランダとなっており輸送費込みでもサンプルBより安いので原材料費もかなり安いのではないでしょうか。
サンプルBは、砂糖の体への影響はともかく、わかりやすい原材料名で製造も国内の自社工場となっています。
これのみをもってどちらが良い悪いとは言いませんが、個人的にはサンプルBを選択した方が健康にはプラスと思いました(83円は将来の健康への投資?)。

<参考資料>
「安心な食品」の見分け方 安部司 祥伝社 2009年
農林水産省ウエブサイト

<関連コラム>
食生活改善のヒント(ジョコビッチの食事)