皆さまは年末カウントダウンイベントに行きますか?
カウントダウンイベントといえば花火。
花火は“夏”のイメージでしたが、いつのころからか年末のカウントダウンイベントでも盛大に打ち上げ花火を見るようになりました。
そこで花火の歴史を見てみましょう。
■花火の起源
花火の起源は、古代中国で使われていた狼煙(のろし)であると言われています。
その後、火薬(黒色火薬)の発見・実用化(武器や爆竹など)と共に、イスラム諸国、ヨーロッパへと伝わっていきました。
最初の花火は14世紀にイタリアのフィレンツェでキリスト教の祝祭の場で行われ、その後ヨーロッパ各国に広まったといわれています。※噴出し花火のような仕掛け花火が使われていたそうです。
日本では、戦国時代に火縄銃とともに火薬(黒色火薬)が伝来しましたが、鉄砲の他に戦での通信手段である“狼煙”での使用が主流でした。
■日本で初めに花火を見た人
日本で初めて花火を見た人は、1589年米沢城で伊達政宗が見たというものや、1613年徳川家康がイギリス国王から送られた花火(手筒花火)を見たという記録があります。
戦がなくなった江戸時代では、観賞用の花火を三河(愛知県)の職人に作らせ、花火作りが盛んになり、花火の流行は江戸庶民の遊びにも広がり「花火売り」や「花火師」が登場します。
■花火に込められた想い
打ち上げ花火の始まりは、江戸時代の1733年に隅田川で行われた水神祭がその由来と伝えられています。
当時関西や江戸では、飢饉・疫病の流行により、多数の死者が出ていました。当時の将軍であった徳川吉宗は、死者たちの慰霊や悪疫退散の願いを込めて水神祭が催され、花火を打ち上げたのが始まりです。
■夏に花火大会が多い理由
日本の花火大会はほとんどが夏に開催されています。
その理由は水神祭にあり、お盆前後によく花火をみられるようになりました。
また、終戦を迎えた8月に戦争で亡くなった方たちに向けて花火を打ち上げるという話もあります。
華やかで楽しいイメージのある花火ですが、古くから供養や鎮魂といった亡くなった方への慰霊の想いや、平和への祈りなどが込められた打ち上げ花火は、日本の文化として定着してきた歴史がありました。
それでは!また来年元気な姿でお会いしましょう。
