扁桃腺を知ろう!

扁桃腺が弱く、喉の痛み・熱が出やすいなどの症状がでる人がいます。扁桃腺には、どんな役割があるのでしょうか?

◆目次◆

1.扁桃腺とは

2.扁桃腺が腫れる原因と症状

3.扁桃炎の種類

4.扁桃炎予防

5.まとめ

1.扁桃腺とは

① 口蓋扁桃(こうがいへんとう)
② 咽頭扁桃(いんとうへんとう)別名・・・アデノイド
③ 舌扁桃(ぜつへんとう)
一般的に扁桃腺と呼ばれていますが、分泌腺ではないので、扁桃が正式名称になります。
扁桃は口や鼻にあるリンパ器官になり、細菌の侵入を防いでくれます。
扁桃には絵の①~③の他、耳管へ異物の侵入を防ぐと考えられている耳管扁桃(じかんへんとう)があります。
医療機関での診察時に患者の口を開けて扁桃腺が腫れているか診察する扁桃は、口蓋扁桃になります。他の扁桃は口を開けただけでは見ることができません。
口蓋扁桃は4歳~8歳の時期に最も活発になり、大きさも最大になります。そして、徐々に小さくなり大人ではほとんどわからなくなると言われています。

2.扁桃腺が腫れる原因と症状

扁桃がウイルスや細菌によって炎症を起こし、病気になることを扁桃炎と言います。
扁桃には免疫細胞が多いため、ウイルスや細菌の侵入を防いでくれます。扁桃の表面には小さい穴(陰窩(いんか)もしくは腺窩(せんか))が開いていて、細菌をより効率的に殺せるような構造になっています。その一方で体力が下がった時などは、細菌の巣にもなりやすくウイルスの感染源となってしまうこともあります。
扁桃炎は15歳くらいまでは特に感染しやすいですが、大人になっても感染することがあります。

3.扁桃炎の種類

扁桃炎には急性扁桃炎と慢性扁桃炎があります。
急性扁桃炎
一時的に扁桃に炎症を起こすことを言います。喉の違和感や、痛みを感じ、高熱や全身倦怠感などになります。
慢性扁桃炎
慢性扁桃炎は急性扁桃炎が慢性化している状態になります。大人になっても扁桃が小さくならずに炎症が続いていると、大人もかかりやすいと言われています。慢性扁桃炎には種類が3つあります。
〇慢性単純性扁桃炎
大人が発症しやすく、飲酒や喫煙の刺激などで炎症することがあります。
症状は軽く、喉の痛みや違和感、乾燥などで熱は微熱程度です。
〇習慣性扁桃炎
扁桃炎を年に3回以上繰り返し、免疫機能が安定していない未就学児が発症しやすいと言われています。
症状は38度以上の高熱、喉の痛み、悪寒、関節痛などになります。
〇扁桃病巣感染症
扁桃の免疫異常が原因となり、扁桃自体は無症状もしくは喉の軽い痛みや違和感などの症状ですか、扁桃から離れた臓器、皮膚や関節・腎臓などに病気を引き起こすことがあります。

4.扁桃炎予防

扁桃炎の原因はウイルスや細菌の感染予防に手洗い・うがいは大切です。
また、バランスとれた食事や運動・睡眠、そしてストレスを溜めないことも重要になってきます。

5.まとめ

扁桃炎から他の病気になるなど、意外と知らないことばかりです。
一度だけ扁桃炎がひどくなり、飲食はおろか自分の唾液も飲み込むことができずに、入院になったことがあります。喉の痛みや違和感を感じたら、すぐ病院に行くことも大切です。