更年期とプラセンタ療法

更年期障害の治療にプラセンタを用いるという話を聞きました。
詳しく調べてみようと思います。

◆目次◆

1.更年期障害

2.更年期障害になりやすい女性の5大特徴

3.プラセンタ療法

4.セルフケアにサプリメント

5.まとめ

1.更年期障害

女性ホルモンの低下によって、日常生活に支障が及ぶほどつらい症状が現れる状態を更年期障害と言います。症状の種類や強さには個人差があり、また環境が異なるだけで症状が変わることがあります。閉経すると女性は骨粗しょう症や脂質異常症の発症リスクが高まるため、更年期の過ごし方は非常に重要となります。
更年期障害で起こりやすい症状は以下の通りです。
◇ホットフラッシュ(のぼせ、発汗)
◆寒気
◇動悸
◆息苦しさ
◇胸の痛み
◆疲労感
◇倦怠感
◆めまい
◇頭痛
◆肩こり
◇情緒不安定
◆イライラ
◇不安感
◆腰痛
◇関節痛
◆手足のしびれ
◇むくみ
◆ドライマウス
◇ドライアイ
◆食欲不振
◇下痢
◆便秘
◇胃もたれ
◆肌の乾燥
◇肌のかゆみ
◆排尿障害
◇性交障害
◆月経異常
※これらの症状は、更年期以外の原因で起こることもあります。

2.更年期障害になりやすい女性の5大特徴

更年期障害はすべての女性が経験する可能性がありますが、症状の出やすさや重さには個人差があるそうです。
①生理的要因(年齢・ホルモンバランス)
以下のような生理的背景を持つ女性は、更年期障害が起こりやすくなる傾向があります。
・早期閉経
・月経不順になりがち
・子宮・卵巣の手術歴がある
②ライフスタイル要因
生活習慣の改善が重要となります。
・睡眠不足
・運動不足
・偏食・過度なダイエット
・飲酒・喫煙
③心理的要因
人によっては、ストレスに敏感な性格や感情表現の苦手さが、更年期症状の悪化につながることがあります。
・真面目、神経質、完璧主義、責任感が強い
・感情を表に出すのが苦手
・感情の起伏が激しい、ストレス耐性が低い
④社会的・環境的要因
仕事や家庭・社会的環境からのストレスが、更年期の症状をさらに悪化させます。
・仕事のストレス
・家族問題によるストレス
・更年期障害に対する周りのサポート(理解)がない
⑤遺伝的要因
更年期障害の症状や重症度には、遺伝的な影響があるとされています。とくに母親や姉妹が更年期障害で強い不調を経験していた場合、自分も同様に重い症状が出るリスクが高まります。
さらに、更年期症状を和らげる効果があるとされる「エクオール」という成分を体内で作れない体質の方は、症状が重くなりやすい傾向があります。これを作れるかどうかは、遺伝的に決まります。
=更年期障害にならない人の割合=
厚生労働省の調べによると、40~50代の女性のうち、約15%はまったく更年期障害がないとの報告がありました。また、軽い症状があったけれど日常生活に特に大きな問題がなかった人は、約50%でした。

3.プラセンタ療法

厚生労働省から認可が下りたプラセンタ療法(※)は、定期的に注射治療を行うことで、幅広い更年期障害などの症状を改善する効果が期待できます。プラセンタ療法は、更年期障害・肝炎のほか、アレルギー疾患・自己免疫疾患の改善・疲労回復・アンチエイジングなどの効果が認められ、様々な治療薬として活用されています。
※ヒト胎盤エキス(プラセンタ)注射剤については、国内では2製剤が薬事法の承認を受けています。
①【メルスモン】 効能・効果:更年期障害・乳汁分泌不全
②【ラエンネック】 効能・効果:慢性肝疾患における肝機能の改善
*美容形成(シミ・シワ・ニキビ等)に一部使われていることも知られている。
=プラセンタの働きとして確認されているもの=
〇免疫賦活作用
〇活性酸素除去作用
〇抗アレルギー作用
〇乳汁分泌促進作用
〇強肝・解毒作用
〇疲労回復作用
〇美肌促進作用
=プラセンタの効果=
 ・胃腸:便秘・胃下垂・胃潰瘍・十二指腸潰瘍
 ・肝臓:脂肪肝・アルコール肝炎・ウイルス性肝炎・肝硬変
 ・婦人科:更年期障害・生理不順・生理痛・冷え性
 ・アレルギー科:花粉症・アトピー性皮膚炎・アレルギー性鼻炎・気管支喘息
 ・整形外科:肩こり・腰痛・関節痛
 ・神経科:不眠症・自律神経失調症・頭痛
 ・美容:シミ・しわ・たるみ・美白・美肌効果
 ・その他:免疫力減退・風邪・精力減退・視力低下・もの忘れ・味覚や嗅覚減退・耳鳴りなど

4.セルフケアにサプリメント

プラセンタ注射は即効性があり、体内への吸収率が高いのが特徴ですが、献血ができなくなるデメリットがあります。
一方、サプリメントは毎日手軽に摂取できることが一番のメリットです。ただし、安価なものから高価なものまであるため、一概に継続しやすいとは言えません。
また、消化吸収のプロセスを経るため、体内への吸収効率は注射に比べて低くなります。そのため、効果を実感するまでに時間がかかることがほとんどですが、続けることで「朝の目覚めがよくなった」、「疲れにくくなった」など、じわじわと効果が期待できます。
プラセンタのサプリメントを選ぶ際、チェックしたいのがプラセンタの含有量です。エキスの量で表示をしている商品もありますが、「純末量」でしっかり表記されているものを選びましょう。また、原材料が安心・安全なものを選ぶことも大切です。
☆プラセンタ摂取量:プラセンタエキス純末として1日100mg以上が目安

5.まとめ

50歳を目前にして身体の変化が顕著になってきました。(更年期の症状一通り経験したと思う・・・)
そろそろ婦人科を受診するべきなのか。
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