
今年も、ジメジメした梅雨の時期に入る日本。洗濯物がなかなか乾きにくいのに、洗濯物は増える一方で、心もジメジメしてしまいそうですが、いろんな工夫で乗り切りましょう。
◆目次◆
1.梅雨とは
2.梅雨の語源
3.梅雨の不快指数
4.梅雨の時期は食中毒に気を付けよう
5.梅雨でも快適に洗濯物を干そう
6.まとめ
1.梅雨とは
梅雨(つゆ・ばいう)とは、雨季の一種で北海道を除く、日本、北朝鮮南部、中国の南部から長江流域にかけての沿海部、および台湾など、東アジアの広範囲においてみられる特有の気象現象で、5月から7月にかけて毎年めぐってくる曇りや雨の多い期間のことです。また、この時期の停滞前線を梅雨前線と呼びます。この梅雨前線は、①暑くて湿った太平洋気団(小笠原気団)と、②冷たくて湿ったオホーツク気団、この2つの気団が日本列島の真上あたりでぶつかり、そのぶつかり合っている最前線が梅雨前線という事になります。「ばいう」は「津波」と同じく日本語がそのまま外国語として使われており、英語・フランス語・ドイツ語でも(baiu)と読みます。
2.梅雨の語源

梅雨は、中国から梅雨(ばいう)として伝わり、江戸時代頃より(つゆ)と呼ばれるようになったと言われています。
中国では黴(かび)の生えやすい時期の雨という意味で、元々「黴雨(ばいう)」と呼ばれていましたが、カビでは語感が悪いため、同じ「ばい」でも季節に合った「梅」の字を使い、「梅雨」になったと言う説や、梅の熟す季節に降る雨で「梅雨」と呼ばれたという説があります。日本では「日本歳時記(1687年)」という書物に「此の月淫雨ふるこれを梅雨(つゆ)と名づく」とあることから、江戸時代にはそう呼ばれていたということですが、それまでは梅雨のことを五月雨(さみだれ)と呼んでいたとも言われています。
3.梅雨の不快指数
不快指数とは、人間が生活するうえで不快を感じるような体感を、気温と湿度で表した指数です。雨が多く、ジメジメや蒸し暑い日が続くと、不快指数も高くなります。
不快指数の求め方は=0.81×気温+0.01×湿度×(0.99×気温-14.3)+46.3です。
梅雨の時期に多い、気温30度、湿度80%の場合、0.81×30+0.01×80×(0.99×30-14.3)+46.3=82.92、小数点以下を四捨五入すると不快指数は83となります。
不快指数と体感温度

日本人では、不快指数75で約9%の人が、77で65%の人が不快に感じるようです。
4.梅雨の時期は食中毒に気を付けよう

この時期は、菌が繁殖しやすく、食中毒になり易くなります。食中毒は大きく分けて3つに分類されます。
・「細菌性食中毒」・・・食中毒菌が食品の中に混入したことにより起こる(カンピロバクター・黄色ブドウ球菌・サルモネラ菌など)
・「ウイルス性食中毒」・・・ウイルスが蓄積している食品を飲食したり、人の手を介したりすることで起きる(ノロウイルスなど)
・「自然毒食中毒」・・・フグや毒キノコなど動物性・植物性の毒によって起こる
今回は、梅雨の時期から最も多い「細菌性食中毒」について、調べてみました。
4-1 細菌性食中毒
ノロウイルスをはじめとする「ウイルス性の食中毒」が冬シーズンに増えるのに対し、ちょうど6月頃から増えてくるのが「細菌性の食中毒」です。細菌にとって、梅雨は水分が豊富で、気温が高く、活動には絶好のチャンス。さらに、食品の有機物汚れ、調理器具に付いた食品汚れがあれば、それを栄養にどんどん増殖していきます。

食中毒で辛い思いをしないためにも、ポイントを押さえて未然に防ぎましょう。
4-2 食中毒を未然に防ごう
これからの時期に気を付けたい食中毒対策3つのポイントです。
① 細菌をつけない、移さない
手やまな板などの調理器具についている細菌を食品につけないよう、調理前によく洗いましょう。調理器具は洗った後に熱湯をかけると殺菌効果が高まります。また、味や臭いで判断できませんが、生の肉や魚には細菌などが付着していることがあります。他の食品に移らないように手や調理器具は食材が変わるごとに洗浄しましょう。
② 細菌を増やさない、やっつける
細菌は10度以下、60度以上で増殖しにくくなります。冷蔵庫などを利用して食品中の細菌を増やさないようにしましょう。また、細菌のほとんどは加熱することで死滅させることができます。食品は75度以上で1分以上、中心部までよく加熱しましょう。
③ 安全な食材を使う
消費期限を過ぎた食品は使用しないようにしましょう。
5.梅雨でも快適に洗濯物を干そう

梅雨の時期は、室内にいる時でもジメジメした空気になってしまいます。更には雨が続く為に外に干せず、室内干しになってしまう洗濯物。乾きも遅いし、生乾き臭も気になるところです。ちょっとしたひと手間で改善される方法をご紹介します。
・洗濯機
最近の洗濯機は全自動で万能です。洗濯が終わるとピーとお知らせ等してくれますが、ここでもう一度、脱水だけを行います。衣類の生地などにもよりますが、脱水を長めにすることにより、乾き方がだいぶ変わってきます。
・ハンガー
ハンガーは太いハンガーを使用した方が良いでしょう。細いハンガーだと生地が触れ合ってしまい、乾きにくくなります。洗濯物を干すときは、なるべく裏返しにしましょう。服の縫い目は生地が重なり合っています。裏返すことで風に当たり乾きが速くなります。厚手と薄手の洗濯物や、長いものと短いものを交互に干すことにより、すき間が空きやすくなります。また、タオルなどは半分にせず、片方を長くすることにより、触れ合う生地が少なくなり乾き易くなります。
・扇風機+エアコン
扇風機を使って乾燥を促すのも良いですね。扇風機を使用する際は首振り機能にして、扇風機の風の向きを洗濯物と平行にすると、扇風機の風が洗濯物のすき間を通り、乾き易くなります。プラスしてエアコンを使えばとても早く乾かせることが出来ます。
・除湿機
梅雨の時期に大活躍なのは除湿機です。少し電気代が上がるかもしれませんが、実際に使用しています私の家では、家族3人分の室内干しなら、朝洗濯して夕方には完全に乾いていますし、乾き方もまるで天日干ししたかのようなカラッカラです。室内干し特有のニオイもありません。梅雨の時期、除湿機は大活躍で手放せません。
6.まとめ

毎年必ずやってくる梅雨。雨の音を聴きながら本を読んだり、お茶やコーヒーを楽しんだり、室内でも楽しく充実した暮らしができるように、少しでも快適に過ごせる工夫をしていけると良いですね。
