毛穴事情


30代前半くらいまでは毛穴の悩みはほぼ無く、シミの心配ばかりしていました。しかし、40代に入ると、急に毛穴が目立ちはじめ、悩みの種がまた一つ増えました。
毛穴が目立つ人・目立たない人の違いは?気を付けるべきスキンケアはあるのでしょうか。

◆目次◆

1.毛穴

2.トラブル毛穴のタイプ

3.毛穴のケア

4.まとめ

1.毛穴


◎毛穴の数
人の顔の毛穴の数は平均約20万個あるといわれていて、性別や顔・体の大きさなどによって毛穴の数が大きく異なるということはありません。
また、毛穴は、母親の胎内にいるとき(妊娠6か月ほど)に全て完成するため、成長とともに毛穴の数が増えたり減ったりすることもないそうです。

◎毛穴の大きさ
毛穴の大きい小さいは、毛穴と一緒に存在している皮脂腺が関係しています。皮脂腺の発育には主に男性ホルモンが影響しており、皮脂腺が大きくなれば毛穴は目立つようになります。この男性ホルモンの量は遺伝によることが多く、毛穴の大きさも遺伝により、ある程度、決まっているといえそうです。

年代別主な毛穴事情
10代・・・皮脂分泌が活発な10代の毛穴は、皮脂に汚れが溜まりやすく、「詰まり毛穴」になりやすい。
20代・・・分泌された皮脂が肌の上で酸化してダメージに。毛穴の周りに炎症が起き「赤み毛穴」になりやすい。
30代・・・毛穴の周りの炎症が続くと、シミとなって毛穴が黒く目立つ「黒ずみ毛穴」に。
40代・・・肌の弾力がなくなって、毛穴が大きく開いていく。
50代・・・皮膚のたるみがさらに進んで、毛穴が伸びて楕円(涙形)になってくる。
60代・・・たるんだ毛穴が繋がってシワに!!

2.トラブル毛穴のタイプ

毛穴タイプによって肌に現れる症状はさまざまですが、根本の原因は概ね一緒だそうです。それは、「洗いすぎ」による水分不足です。肌内部の水分が不足すると、水分の蒸発を防ごうとして、濃い皮脂が分泌され毛穴が開いていきます。また、水分保持力が低い乾燥肌は、バリア機能が低下して過敏に傾いたり、突然べたついて毛穴が目立ってくることもあるそうです。このように、どんな肌質でも、水分と油分のバランスが崩れることが毛穴を目立たせる要因になっているのです。

◎トラブル毛穴の種類は大まかに分けて4つあります。
①たるみ毛穴(主に頬・目の下・口回り)

30代以降から悩みの種になってくる人が多いタイプの毛穴です。
加齢や紫外線、ストレスなどにより、表皮のコラーゲンやエラスチンが減少することによって、肌はハリや弾力を失いたるんで毛穴が目立っていきます。
たるみは、老化の初期変化で、一度ゆるんでしまうと元に戻せないそうです。たるみの状態がこれ以上進まないように対策することが大切です。
☑ハリや弾力の低下
☑特に頬の毛穴が目立つ
☑毛穴が楕円や滴形をしている
☑手で頬の肉を引き上げると、毛穴が目立たなくなる
☑ほうれい線が気になる

②乾燥毛穴(主に目の下・口回り・頬)

水分不足により毛穴の影が目立ってくるタイプです。
角層の潤い不足が原因で、キメが乱れ毛穴の周りが凹んでいきます。この凹みが影となり毛穴を黒く目立たせてしまいます。
スキンケアを怠ったり、過剰な洗顔をしている人に見られますが、正しい保湿ケアを続けていけば改善できるそうです。
☑洗顔後、肌がつっぱる
☑シミやシワが多い
☑キメの乱れ
☑ファンデーションのノリが悪い
☑夏より冬の方が毛穴が目立つ

③開き(皮脂)毛穴(主にTゾーン・小鼻・頬)


オイリー肌の人に多い大きく丸く開いているタイプの毛穴です。
毛穴の奥にある皮脂腺から皮脂は分泌されます。オイリー肌の人などはこの皮脂腺が発達(皮脂が過剰に分泌されることにより)することで、皮脂の出口も大きくなりやすく毛穴が丸く開いていきます。
また、水分と油分のバランスがしっかりとれていない事が原因になっていることもあります。
☑朝起きた時、肌がベタついている
☑肌がテカリやすい
☑化粧くずれしやすい
☑夏場は特に毛穴が目立つ気がする
☑甘いもの、脂っぽいものが好き

④詰まり毛穴(主にTゾーン・顎)

皮脂や老化角質などの角栓が毛穴に詰まっているタイプです。
触るとざらついたり、毛穴がプツプツ白くなったり、毛穴自体が黒く目立っている場合もあります。その原因は余分な皮脂や古い角質、ホコリやメイクの汚れなどが固まって角栓となり、毛穴に詰まり盛り上がることで毛穴が開いていきます。
また、角栓が黒くなっているものは、固まった角栓が空気に触れることで酸化し黒ずんでいる状態です。「いちご鼻」と呼ばれる小鼻の毛穴が黒ずんでいる状態は、このようなことが原因となっています。
☑肌がザラつきやすい
☑ニキビができやすい

因みに毛穴の状態を色別でチェックすると、以下の通りです。
「赤み毛穴」
☑赤く盛り上がった状態の毛穴がある
☑毛穴に触れると腫れっぽさや痛みを感じる
☑毛穴が目立つ部分の肌が赤味を帯びている
「黒ずみ毛穴」
☑毛穴に黒っぽいものが詰まっている
☑毛穴の周辺部が黒ずんでいる
☑毛穴がポツポツと黒い点状に見える
「白み毛穴」
☑毛穴に白い塊が詰まっている部分がある
☑毛穴から白いアブラが出ることがある
☑毛穴の出口が塞がって、やや盛り上がっている

3.毛穴のケア

どの毛穴タイプにも共通して言えることは、肌を清潔に保ち、皮脂と上手に付き合うことです。基本のスキンケア「落とす・洗う・保湿」を見直してトラブルを防ぎましょう。
〇落とす
メイクは1日たつと皮脂やホコリと混じり汚れに変わります。なるべく肌に負担をかけないクレンジングで手早く落としましょう。
〇洗う
余分な皮脂や汚れが肌に残ると、酸化して、黒ずみやシミ・シワの原因になります。ゴシゴシ肌を擦らずに、キメ細かい柔らかな泡で優しく洗いましょう。
〇保湿
洗顔後の肌は毛穴が開いて無防備な状態です。化粧水→乳液・クリームで保湿をしていきましょう。化粧水は1度に付けるのではなく、2~3回に分けてハンドプレスしながらじっくりを水分を肌に入れていきましょう。

また、紫外線対策や睡眠、食事など日々の生活も毛穴ケアには大切なことです。
肌のターンオーバーは、日々の食事や生活習慣と深く関わりがあります。特に寝不足や無理なダイエット、飲酒・喫煙は肌の状態が不安定になります。美しい肌を手に入れるには、生活習慣の見直しをしましょう。

4.まとめ


忙しい朝や飲み会の後のスキンケアは適当になりがちです。
しかし、少しでも美しく肌を保つためには、手間を惜しんではいけないと思いました。