知らないと怖い歯周病のハナシ

歯のトラブルを抱えていませんか?
毎日きちんと歯磨きをしていてトラブルも特にない。そんな人も、気付かないうちに虫歯になっているかもしれません。虫歯は早いうちに治療することが大切です。
虫歯を放置すると体にも影響がありそうです。

◆目次◆

1.歯周病とは

2.原因

3.全身への影響

4.進行する要因

5.まとめ

1.歯周病とは


歯周病とは、細菌の感染により引き起こされる炎症性疾患です。歯の周りの歯ぐきや、歯を支える骨などが溶けてしまう病気です。歯周病になると歯を失う可能性が高くなってしまします。30歳以上のおよそ80%がかかるとも言われています。

2.原因


歯周病の原因は、歯垢(プラーク)と呼ばれる細菌です。歯磨きが不十分だと、歯垢が付着し、時間とともに繁殖し歯肉が炎症してしまいます。赤くなったり、腫れたりしますが、ひどくなると膿が出るなどの症状が出てしまいます。
また、歯肉炎は女性ホルモンが関係していると言われており、妊娠中は歯肉炎になりやすく、出産後歯周病になることもあるので、特に注意が必要です。

3.全身への影響

歯周病が原因により、様々な病気を発症する恐れがあります。
▢肺炎
誤嚥などにより、歯周病菌が肺に入ると、肺に感染し、肺炎を引き起こす可能性があります。
▢認知症
九州大学などの研究チームによると、歯周病がアルツハイマー型認知症の原因に関与していると報告されたそうです。歯が抜けている本数が多いほど認知症を発症しやすいことも分かっているそうです。
▢心疾患
歯周病菌の毒素が毛細血管から血液中に入り込み、全身をめぐり、血管の内側に付着することが原因で動脈硬化の進行に関与すると言われています。
▢糖尿病
歯周病菌の毒素が毛細血管から血液中に入り込み、全身をめぐります。そこで、筋肉細胞や脂肪細胞に作用して糖の代謝を妨げる、すい臓で作られるインスリンの機能を弱めていると考えられています。
▢早産、低体重児
炎症により、炎症物質が体をめぐり、子宮筋に作用し子宮の収縮を早めることで早産や低体重児出産のリスクが高まると言われています。
▢関節リウマチ
歯周病と関節リウマチの病気のメカニズムには共通点が多いことが分かっているそうです。

4.進行する要因


歯周病は以下のような症状があると進行すると言われています。
①喫煙
②歯ぎしり、くいしばり、かみしめ
③義歯や冠が合っていない
④不規則な食習慣
⑤ストレス
⑥糖尿病などの疾患
⑦薬の長期服用
⑧噛み癖(同じところで噛むクセがある)
⑨遺伝
⑩口呼吸
⑪免疫低下

5.まとめ

健康な体を維持するために健康な歯でいることは重要です。
歯周病予防には毎日の歯磨きはもちろん、歯と歯ぐきの隙間なども丁寧に磨くことが大切です。また、定期的に歯科医院で診てもらう事をお勧めします。

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