視界良好ですか?

眼を使うことが多い現代、視力低下に不安を感じていませんか?パソコン・スマホ・老化といった原因は様々です。眼に良いといえばブルーベリーを耳にしますが、ルテインはブルーベリーに次ぐ有力素材になります。

◆目次◆

1.眼を健康に保つ

2.ルテインとゼアキサンチン

3.ルテインとゼアキサンチンの効果

4.ルテインの種類

5.まとめ

1.眼を健康に保つ

網膜周辺、特に眼の奥にある黄斑部には2種のカロテノイド(黄・橙・赤色を示す天然色素)、ルテインとゼアキサンチンが存在し黄斑色素と呼ばれ、研究により視覚の保護において重要な役割を果たすと注目されています。

2.ルテインとゼアキサンチン

ルテインとゼアキサンチンは眼の網膜周辺部のほか、人間の体内器官や皮膚、乳房や母乳、子宮頚部に存在しています。最近の研究により、ルテインが高齢者と乳児の脳中で最も多いカロテノイドであることも確認されています。

3.ルテインとゼアキサンチンの効果

下記の症状がある方はブルーライトによるテクノストレス(VDT症候群※)かもしれません。ルテインとゼアキサンチンはこれらの症状を軽減する効果を期待できます。

・視野のぼやけ
・眼の乾燥や充血
・頭痛
・かすみ
・眼の痛み
・首や背中の痛み

※Visual Display Terminal 仕事や学校、余暇の時間までデジタル化され、毎日スクリーンをじっと見つめることで引きおこる症状

【ルテインの特徴】
・ブルーライト(青色光)のフィルター機能
・加齢黄斑変性の予防
・白内障の進行を抑制する機能
・コントラスト感度の改善
ルテインはホウレン草やケールなどの緑の葉野菜に多く含まれます。1日の推奨摂取量は10mgが目安とされています。

野菜名 ルテイン含有量/食品100g中
ケール 21.9mg
ほうれん草(生) 10mg
ブロッコリー 1.9mg
葉レタス 1.8mg
グリーンピース 1.7mg
芽キャベツ 1.3mg
トウモロコシ 0.78mg
インゲン豆 0.74mg
人参 0.26mg

【ゼアキサンチンの特徴】
・ブルーライトのフィルター機能
・グレア回復機能(まぶしさから元に戻る)
ゼアキサンチンはパプリカやトウモロコシ、サフラン、クコの実などの植物の色を構成する色素になります。1日の摂取量は2mgが目安とされています。

4.ルテインとゼアキサンチンの種類

自然界には2つのルテインとゼアキサンチンが存在します。
◆エステル体
花・果物・植物に存在しています。
食物由来(食べ物)のエステル体ルテインとエステル体ゼアキサンチンは、ルテイン・ゼアキサンチンを含む食品の7%程度になります。
エステル体ルテインは消化管から吸収できないので、消化酵素により脂肪酸を除去してフリー体ルテインとして体内に吸収され蓄積されます。
◆フリー体
植物(葉)に存在し、葉緑体の不可欠な構成要素であり抗酸化物質としての働きがあります。
食物由来(食べ物)のフリー体ルテインとフリー体ゼアキサンチンはルテイン・ゼアキサンチンを含む食品の93%程度になります。
フリー体ルテインは、エステル体ルテインよりも、食品に多く含まれています。
【フリー体ルテインの特徴】
・体内にそのまま吸収される
・眼の中に蓄積される
・脳内に蓄積される
・加齢黄斑変性症の進行性リスクを軽減させることが臨床試験で証明された、食物に含まれるルテインと同じルテイン構造
・視機能向上が臨床試験で証明された、食物に含まれるルテインと同じルテイン構造

5.まとめ

年齢とともにルテインとゼアキサンチンは減り、若年層の方はスマホやタブレットなどで眼を酷使していると思われるので、眼を守るためにルテインとゼアキサンチンが含まれる食材を積極的に取り入れてみましょう。
眼だけではなく、ルテインとゼアキサンチンは体内組織にも必要な栄養素なので、健康維持にも期待ができます。
食物で必要量を取り入れるにはたくさんの量を食さないといけないので、無理な方はサプリメントに頼るのも良いでしょう。その時はどの成分がどれだけ入っているのか確認するのも大切です。

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