運動をすると脳の機能が向上します。
今回は運動がストレス対策になる仕組みを調べてみます。
◆目次◆
1.脳は変化する器官
2.ストレスが脳に与える影響
3.運動でストレスをコントロール
4.まとめ
1.脳は変化する器官
脳には1,000億個の脳細胞とそれらが結びついたネットワークが少なくとも100兆個あると言われています。
脳細胞は新陳代謝を繰り返し、脳のネットワークは新たなものが発生したり、使われないものが消滅したりします。
脳は良い悪いはともかく常に変化する器官です。
2.ストレスが脳に与える影響
ストレスが脳に与える影響にはコルチゾールと言うホルモンが関わっています。
コルチゾールはストレスに対応する時やエネルギーが必要な時に分泌される大切なホルモンですが、分泌されっぱなしの状態が続くと(ストレスや緊張が続くと)脳に悪い影響を与えてしまいます。
コルチゾールが過度に分泌されると記憶を司る海馬や理性を司る前頭葉の細胞が減少してしまいます。
ストレスによって物忘れがひどくなったり認知力が低下したり落ち着きが無くなったり怒りっぽくなったりしてしまうのはこのためです。
3.運動でストレスをコントロール
運動によってストレスをコントロールできるようになります。
運動をするとコルチゾールの分泌量が増加します。
運動も一種のストレスですから、これは正常な体の反応で運動を終えるとコルチゾールの分泌量も運動前のレベルまで減少します。
継続して運動に取組むと運動中のコルチゾール分泌量は増えにくくなり逆に運動後に減少する量は増えていきます。
運動以外のことが原因のストレスに対してもコルチゾールの分泌量が増えにくくなっていきます。
4.まとめ
トレーニングは面倒で継続が途切れがちですが、脳に良い変化を促すのであれば是非続けていきたいものです。
運動によって海馬の細胞新生を促すこともできるそうです。
<参考資料>
運動脳 アンデシュ・ハンセン サンマーク出版 2022年
