バランスの良い食事は大切とわかっていても実践はなかなか難しいです。
そもそもバランスの良い食事についてスラスラ答えられる人はほとんどいないのではないでしょうか。
食事バランスガイドは厚生労働省と農林水産省が策定した「何を」「どれだけ」食べたらよいかの参考にするため食事の望ましい組み合わせとおおよその量をイラストで示したものです。
早速みてみましょう。
◆目次◆
1.食事バランスガイド
2.1つ(SV)分
3.バランスが良い食事の目安
4.まとめ
1.食事バランスガイド
イラストの左側はコマをイメージしています。
・コマの軸は「水・お茶」といった水分で食事の中で欠かせないものであることを強調しています。
・コマの上ではヒトがランニング(運動)をしています。
・コマは上から、
「主食(ごはん、パン、麺)」
「副菜(野菜、きのこ、いも、海藻料理)」
「主菜(肉、魚、卵、大豆料理)」
「牛乳・乳製品」
「果物」
の5つで構成されています。
バランスよく食べ運動することでコマが安定して回ることを表していて、食事のバランスが悪かったり運動による推進力が弱いとコマは倒れてしまいます。
コマの左手にはヒモが表現されていて「菓子・嗜好飲料は楽しく適度に」と記されています。
2.1つ(SV)分
イラストの右側には各食品の通常食べる量を「1つ(SV)」分として単位化しています。
*1つ(SV)分のSVはサービング(食事の提供量)の略です。
「主食」ごはん、パン、麺・パスタなど主に炭水化物の供給源で1つ(SV)分の基準は炭水化物約40グラムです。
1つ(SV)分 ごはん小盛1杯、おにぎり1個、食パン1枚、ロールパン2個
1.5つ(SV)分 ごはん中盛り1杯
2つ(SV)分 うどん1杯、もり蕎麦1杯、パスタ1皿
「副菜」野菜、いも、豆類(大豆を除く)、きのこ、海藻など主にビタミン、ミネラル、食物繊維の供給源で1つ(SV)分の基準は主材料の重量約70グラムです。
1つ(SV)分 小皿や小鉢に入った野菜料理、サラダ
2つ(SV)分 中皿や中鉢に入った野菜料理
「主菜」肉、魚、大豆及び大豆製品など主にたんぱく質の供給源で1つ(SV)分の基準はたんぱく質約6グラムです。
1つ(SV)分 冷奴、納豆、目玉焼き1皿など卵1個の料理
2つ(SV)分 焼き魚、魚の天ぷら、まぐろとイカの刺身など魚料理1人前
3つ(SV)分 ハンバーグステーキ、豚の生姜焼き、鶏の唐揚げなど肉料理1人前
「牛乳・乳製品」牛乳、ヨーグルト、チーズなど主にカルシウムの供給源となるもので1つ(SV)分の基準はカルシウム約100ミリグラムです。
1つ(SV)分 牛乳コップ半分、チーズ1かけ、スライスチーズ1枚、ヨーグルト1パック
2つ(SV)分 牛乳1本
「果物」りんご、みかん、すいか、イチゴなど主にビタミンC、カリウムの供給源で1つ(SV)分の基準は主材料の重量約100グラムです。
1つ(SV)分 みかん、バナナなど小さい果物1個
2つ(SV)分 りんごなど大きな果物1個
3.バランスが良い食事の目安
下記の表には「主食(炭水化物)」「副菜(ビタミン、ミネラル、食物繊維)」「主菜(たんぱく質)」「牛乳・乳製品(カルシウム)」「果物(ビタミンC、カリウム)」を1日にどのくらい摂ればよいかの目安が表示されています。
なお、1日の必要エネルギー2200キロカロリー±200カロリーの人を基準に表示されていますので、以下の表も参考にするとよいでしょう。
4.まとめ
このガイドラインをよーくみていると少しずつバランスの良い食事がわかってきそうです。
<参考資料>
行動栄養学とはなにか? 佐々木敏 女子栄養大学出版部 2023年
データ栄養学のすすめ 佐々木敏 女子栄養大学出版部 2018年
<参考ウェブサイト>
農林水産省ウェブサイト https://www.maff.go.jp/j/balance_guide/
