PMSとは


女性のみなさん、生理前になると体調がいつもと違うことがありませんか?
軽いときもあれば重い時も・・・

◆目次◆

1.PMSとは

2.症状

3.セルフケア

4.まとめ

1.PMSとは

PMSとは、「月経前緊張症候群」と呼ばれるもので、月経が開始する約3~10日前に身体的・精神的に不快な症状が現れ、月経が開始すると同時に改善するのが特徴です。
月経のある女性の70~85%は月経前に何らかの不快症状を感じると言われています。

PMSの症状は軽いものから、日常生活に支障を来す重いものまでさまざまで、特にストレスが多い人や完璧主義、几帳面な人は比較的なりやすいといわれています。
症状が軽い場合は、生活習慣の改善などでよくなることも多いですが、重度な気分変調を来すものは「月経前不快気分障害(PMDD)」と呼ばれる精神疾患のひとつとして考えられることもあり、抗うつ薬などの使用が必要となることもあるそうです。

PMSの主な原因は、排卵によっておこるホルモンの変化や糖質の摂り過ぎ、ビタミンB6の欠乏、鉄分不足(貧血)だそうです。

☆エストロゲンとプロゲステロンの分泌異常が原因となるとの説。
PMSは黄体期に発症して、次の性周期の卵胞期になると症状が改善することから、エストロゲンの過剰分泌やプロゲステロンの分泌の低下が原因として挙げられますが、詳しい発症メカニズムは解明されていないそうです。また、腎臓に関与するレニンやアンジオテンシン、アルドステロンなどのホルモン異常が関与しているとの考えもあります。
一方、PMSの神経症状は、脳内のホルモンや神経伝達物質の異常が原因であることがわかっています。黄体期に高値となるプロゲステロンの分泌が低下すると、気持ちを落ち着かせる効果のあるセロトニンというホルモンの分泌が妨げられたり、脳内GABAの活性が低下したりすることで、イライラ感や抗うつなどの症状を引き起こすそうです。

2.症状


PMSの症状は人によってさまざまです。また、同じ人でも月によって症状は違い、その種類は200以上と言われているそうです。

代表的な症状
下腹部の痛み・頭痛・腰痛・乳房の痛み・微熱・動悸・めまい・悪心・肩こり・関節痛・便秘・肌あれ・にきび・身体のだるさ・眠気・不眠・食欲の増加(体重の増加)・イライラ・抗うつ・不安緊張感・気分が落ち込む・涙もろくなる・怒りっぽい・ぼーっとする・情緒不安定」など

身体的症状で仕事や学校を休む、イライラ感や怒りが強くなり他者を無意識に罵倒・攻撃したりするなど、症状が重くて辛い場合は医師に相談したほうがいいかもしれません。

3.セルフケア

まずは、日々の症状を記録しましょう。自分のリズムを把握することは、次の予測をある程度できるようになります。そのうえで、PMS期には意識の切り替えと周囲の理解を得て、生活習慣の改善をしましょう。

○食事
お菓子の食べ過ぎに気を付けて、バランスの良い食事を1日3食摂るように心掛けましょう。PMS期には、ビタミンとミネラルが不足しやすいので、食事やサプリメントで上手く摂りましょう。また、塩分や刺激物を控えると、むくみや肌荒れの解消につながります。

○運動
ストレッチや散歩など、軽い有酸素運動をしましょう。

○リフレッシュ
PMSは「ホルモンリズムがちゃんと動いている証拠」とポジティブにとらえるだけで、心が楽になります。意識してリフレッシュ・リラックスを心掛けましょう。完璧にしようとせずに、つらい時には肩の力を抜いて自分を甘やかしましょう。仕事中は、気持ちのリフレッシュを意識的に行ったり、家ではリラックスして好きなことをして過ごしましょう。

○ストレスフリー
忙しすぎる生活を見直しましょう。睡眠不足は大敵です。PMSの時期だけでも、ゆったりモードでストレスを溜めこまずに、なるべく気楽に過ごすようにしましょう。大切な仕事は、後回しにしたり、旅行や出張の時期を生理後のスケジュールに入れ替えるなど、無理をしないようにしましょう。周りの人に理解してもらえるよう、不調を伝えるのも大切です。

4.まとめ

ほとんど女性は、月に一度月経があります。女性ホルモンのサイクルの影響によって、1ヶ月のうちに快適な期間は月経後の10日間ほどしかないそうです。
PMSの症状を記録し、少しでも楽に過ごせるよう、自分にあった対処法を見つけましょう。

<参考コラム>
女性ホルモンのバランスを整えて、美と健康を手に入れよう!