知って得する胆汁の働き

胆汁、聞いたことはあるけど、濁っているイメージだけでピンときません・・・
実はこの胆汁、ダイエットをしている人には必見!
運動なしで痩せられる可能性がある、うれしい働きがある様です。

◆目次◆

1.胆汁とは

2.胆汁で痩せる?

3.胆汁の質をあげよう

4.まとめ

1.胆汁とは

胆汁(たんじゅう)は、肝臓でつくられ、90%以上が水分です。
茶色の液体で、主成分は胆汁酸とビリルビン(胆汁色素)です。
胆汁は、総肝管を通って胆嚢(たんのう)で5倍から10倍に濃縮し、一時貯蔵されます。そして、食事をすると胆嚢が収縮され、胆管を通り、十二指腸へ送られ、その消化活動を助けます。
腸内に分泌された胆汁酸のほとんどは小腸で再吸収され、肝臓に戻されます。
胆汁そのものは消化酵素を含んでいませんが、胆汁酸には、膵臓でつくられる膵液中の消化酵素を活性化させる働きがあります。
また、水に溶けない脂肪酸を水となじみやすくして、腸内で吸収しやすい形に変える乳化という働きもしています。
ビリルビンは、赤血球の色素成分が分解されてできたもので、胆汁や便の色の元になっています。
ビリルビンは、血液100ml中に0.2~0.8mg含まれますが、血液が大量に壊されると、ビリルビンの量が多くなり、皮膚や粘膜が黄色になる黄疸(おうだん)と呼ばれる症状になります。
胆汁の中のコレステロールは胆汁酸により分散安定化されていますが、胆嚢で胆汁が濃縮される際、何らかの原因で遊離しコレステロールの結晶が成長すると、胆嚢や胆管において胆石症の原因となる場合もあります。

2.胆汁で痩せる?

医学の祖ヒポクラテスも「胆汁が濃い人は痩せていて活動的だ」と言っていたとか・・・
胆汁は、血液で全身に届くと脂肪燃焼し、腸で働くと余分なコレステロールの排出など、脂肪代謝の働きをしてくれます。
脂肪があるものを食べても胃もたれをしないのは、胆汁の働きのおかげです。
食事をすると、小腸だけでなく血液中の胆汁酸濃度も上がります。
そして細胞に付いてシグナルを発信し、細胞が活性化します。細胞が活性化されると、血液中の中性脂肪を燃焼し、エネルギーに変えてくれます。
細胞が活性化されるということは、基礎代謝が上がります。
運動をがんばってしなくても、基礎代謝が上がれば、普通に生活するだけで、以前よりカロリーを多く消費し、自然と痩せる体になる様です。

3.胆汁の質を上げよう

胆汁が、なぜ痩せるのに効果があるかわかりました。
ところが加齢や代謝の衰えによって、古い胆汁が残るようになってしまいます。これが原因で痩せない体質になっているかもしれません。
胆汁の質を上げるには、3つの食材が良いと言われています。

① 杜仲茶
杜仲茶の原料である杜仲葉に含まれているアスペルロシドは肝臓に働き、胆汁酸の生成を促してくれます。
新鮮な胆汁酸が全身に届くと、褐色脂肪細胞が活性化し、全身の脂質が燃焼します。これにより内臓脂肪も減少するようです。
なんと、杜仲茶を1ℓ飲むだけで、40分間ウォーキングをしたエネルギー消費量と同じくらいになると言われています。

② もち麦
もち麦に豊富に含まれている食物繊維のβグルカンは、古い胆汁酸を吸着し、便として体外に出すことが出来ます。便秘などになると、古い胆汁酸が全身に届いてしまい、基礎代謝も落ちる可能性があります。

③ 海苔

海苔に含まれているポルフィランという成分が、胆汁酸を古くする腸内細菌をやっつけてくれます。焼きのりがお勧めです。

※効果が出る目安

杜仲茶  500ml  毎日
もち麦 150g 週4日
海苔 2枚  週3日

4.まとめ

食事制限をしても胆汁酸が古いと簡単に痩せられないことがわかりました。
胆汁を新鮮に保つことで、ダイエットだけではなく、健康にもよさそうです。