前回の(夜道は気を付けよう~①安全に歩こう)のとおり、夜間は危険な事が起こりやすくなります。自分の身を守れる知識を身につけておくことも大切です。
◆目次◆
1.護身術とは
2.護身術を覚えよう
3.まとめ
1.護身術とは
護身術は周囲の犯罪や災害などから身を守るための知識や技術、方法のことを言います。相手を倒すことが目的ではなく、あくまでも自分の安全を守ることが最優先事項とされます。常に「逃げる」ことを念頭に置きます。日ごろから危険な状況に身を置かないようにする心構えと行動が第一です。犯罪は「動機を持った犯行者」「有能な監視者がいない状況」「格好の標的」この3つの要素が重なったときに起こると言われています。女性は体力面では男性に劣るため事件に巻き込まれないよう、また事件に遭遇したときに咄嗟に対処ができるよう方法を知っておくと良いでしょう。
2.護身術を覚えよう
どれだけ注意を払っても不意をつかれて危険な目に遭う事もあります。そうした現実的な危険と遭遇したときどうやってリスクを最小限に留めることができるかを考えましょう。
【大声を出し逃げる】
襲ってきた相手が一番恐れるのは、周囲に気付かれることです。まずは大声で助けを求めて周囲に危険発生を知らせましょう。襲ってきた相手からの被害を最小限にするには大声を出すことと同時に人の多い方向や民家などに逃げ込むことです。だたしあまり長い距離を逃げるのは体力の消耗になります。とにかく目についたオフィルビルや店舗、集合住宅などに逃げ込んで助けを求めることが大切です。
【カバンで防衛】
大声を出すことや逃げることができず、襲ってきた相手に近づかれた場合には、持っているカバンを振り回して相手を威嚇します。相手の目や耳、鼻、首などを狙った攻撃も効果的です。思いっきり振り回して叩きましょう。このとき一番ダメなのはためらうことです。ためらいは相手の攻撃の隙をつくってしまい、危険性が増します。カバンが無く相手が自分のからだに触れてきた場合は、頭や肘、膝などの固いところを使って攻撃しましょう。相手の急所である股間や膝、顔(眉間)、喉は効果的と言われています。ひるんだら全力で逃げましょう。
【手首をつかまれたとき】
① 掴まれた方の手をパーに開いて、手のひらが真横に向く(親指が上にくる)ようにまっすぐ立てる。
② 掴まれた手と同じほうの足で、相手に向かって大胆に大きく一歩踏み込む。
③ 踏み出した足に体重を乗せながら自分のひじを高く上げると相手の手がはずれるので、すぐに逃げる。
【後ろから抱きつかれたとき】
① 持ち上げられたり担がれたりしないよう、肩を丸めて膝を曲げる。重心を低くする。
② かかとを突き出し全体重を乗せて相手の足を踏みつける。頭を後ろへ振って相手の顔面に頭突きをする。
③ 相手がのけぞり態勢が不安定になるので、お尻を思い切り突き出すイメージで相手の腹部にぶづける。拘束がほどけたらすぐに逃げる。
3.まとめ
できることなら不審者や変質者に遭遇したくないですが、不審者や変質者は自分よりも弱い女性を狙ってくるので自分の身を守れるような技を少しでも身につけておくことも安心材料になります。勘違いかも、自意識過剰かもとためらわず、身の危険を感じたらすぐに人の多い所へ逃げ込みましょう。「逃げる」が一番の護身術です。
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