ヒートショックに気をつけよう

朝晩と涼しい日が多くなってきました。
天気予報士さんによると秋がなく急に寒い冬が訪れることになるらしい2024年。
寒くなると気になるのがヒートショックです。

◆目次◆

1.ヒートショックとは

2.ヒートショックを予防しよう

3.もし倒れている人をみつけたら・・・

4.まとめ

1.ヒートショックとは

ヒートショックとは、冬場に暖かい場所から寒い場所に移動するときなどの急激な温度変化によって血圧が上下し、心臓や血管の疾患が起こることを言います。
特に10℃以上の温度差がある場所は危険とされていて注意が必要です。
=影響を受けやすい人=
・65歳以上である
・高血圧、糖尿病、動脈硬化がある
・肥満、睡眠時無呼吸症候群、不整脈がある
・浴室に暖房設備がない
・一番風呂が好き
・熱い風呂が好き
・飲酒後にお風呂に入ることがある
・食事後にお風呂に入る習慣がある
・30分以上お湯に浸かっている

2.ヒートショックを予防しよう

ヒートショックを起こしやすいのは、特に冬場に冷え込んだトイレ・洗面室・浴室など、極端な温度差がある場所です。
ヒートショックを起こさないための対策をしましょう。
☆朝、目が覚めて布団から出るとき
空気の冷たい冬の朝、暖かい布団から急に起き上がることは避けましょう。
布団から手の届く範囲に羽織れるものを用意しておくことや、暖房器具をつかい部屋が暖かくなるようにしましょう。
☆部屋から部屋や移動するとき
冷え込んだ朝は家全体が冷たくなっています。部屋から部屋へ移動する時も注意が必要です。窓の断熱や暖房器具を使用し家を暖かく保つことと、部屋間の温度差をなるべく小さくすることが大切です。また、移動するさいは身体を冷やさないように厚手の上着を着る、スリッパをはくなどしましょう。
☆ごみ捨てなどちょっとした外出をするとき
すぐそこだからといって油断は禁物です。暖かい家と寒い外を出入りするときも防寒対策をしましょう。
☆お風呂に入るとき
特にヒートショックに注意が必要なのが入浴時です。
血圧が乱高下しないように、部屋と脱衣所、浴室の温度差をなるべくなくし、身体に負担の少ない入浴を心がけましょう。
=4つのポイント=
①脱衣所を暖房器具などで温め、ほかの部屋との温度差をなくす
②浴室を暖める
 シャワーがある場合
・お湯を浴槽に入れる際に、シャワーからも給湯すると、シャワーの蒸気で浴室の温度があがり浴室が暖まる。
・浴室の壁にシャワーでお湯をかける
シャワーがなく湯沸かしの場合
・浴槽のお湯が沸いたところで、十分にかき混ぜて蒸気を立てふたを外しておくと浴室が暖まる。
③お湯の温度は熱すぎず(41℃以下)、浸かる時間はほんのり汗ばむ10分程度で
④湯船から出るときは、ゆっくり立ち上がる
☆夜中や早朝のトイレに行くとき
冬の夜中や早朝のトイレも温度差が極端になりがちな場所です。
トイレの中にも暖房器具を置いたり、お尻がヒヤッとしないよう暖房便座や便座カバーをするなどしましょう。

3.もし倒れている人をみつけたら・・・

もしもお風呂場で倒れている人を発見したときの対処法を紹介します。
まずは落ち着いて、次のように行動しましょう。
❶浴槽の栓を抜く。大声で助けを呼び、人を集める。
❷入浴者を浴槽から出せるようであれば救出する。出せないときは、ふたに上半身を乗せるなどして沈まないようにする。
❸直ちに救急車を呼ぶ。
❹浴槽から出せた場合は、両肩をたたきながら声を掛け、反応があるか確認する。反応がない場合は呼吸を確認する。
❺呼吸がない場合には胸骨圧迫を開始し、救急車の到着まで続ける。人工呼吸ができるようであれば、胸骨圧迫30回、人工呼吸2回を繰り返す。
出典:消費者庁「冬期に多発する高齢者の入浴中の事故に御注意ください」

4.まとめ

ヒートショックは持病や前兆がなくても、誰にでも起こる場合があります。
自分は大丈夫と思わずに、常日頃から予防を心掛けましょう。
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