さくらにまつわる話。桜の美容効果。

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今年は、例年よりも早く桜前線が通過しているようです。毎年この季節、心が弾むのは私だけでしょうか。桜の名所が各地にあるように、さくらにまつわる話も地域ごとにたくさんあるようです。中でも有名な荒川堤の五色桜について、また、桜の美容効果についても少しふれたいと思います。

◆目次◆

1.さくらあれこれ

2.荒川堤の五色桜

3.桜の美容効果

4.まとめ

1.さくらあれこれ

桜は、日本を象徴する花として親しまれ、その語源は、日本書記に登場する「木花咲耶姫(このはなのさくや姫)」と言う美しい女神と言われています。

今では、さくらといえば白が艶やかな染井吉野が代表格ですが、江戸彼岸、八重山桜など多くの品種があり、花の装いや開花時期などに違いがあります。

桜は長寿の木でもあり、たとえば江戸彼岸は500年程度の木も珍しくないそうです。江戸彼岸は寿命を悟ると、近くに若い木「ひこばえ」を発生させて代替わりしていくそうです。

江戸に桜の名所を造ったのは八代将軍吉宗(暴れん坊将軍)で、向島堤、飛鳥山、玉川上水などに植樹したそうです。やがて、桜文化が定着して庶民感覚のお花見がさかんに行われるようになったそうです。
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桜の季節になると、強い風が吹いたり、冷たい雨がふったりします。これは、女の神様が、さくらの美しさに嫉妬しているからだとも言われているそうです。咲いたと思うとすぐ散ってしまうはかなさも桜の魅力です。

2.荒川堤の五色桜

東京、荒川の堤に植樹された桜並木は、五色桜と表現され大変見事だったそうです。
明治19年、荒川堤の改修工事をきっかけに、堤の強度を上げることや里桜の保存を目的に、78品種、約3,200本の植樹が行われたそうです。
染井吉野、鬱金、関山、白妙、紫桜、墨染など、数多くの品種が織りなす、赤、白、黄、紫、黒の色彩から「五色桜」と親しまれたそうです。
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明治45年、五色桜の穂木、12品種、約3,000本が海を渡り、アメリカに寄贈されることとなりました。同年3月、ワシントンD.C.のポトマック公園で記念植樹が行われ、以来、同園は桜の名所となりました。
一方、荒川堤の五色桜は、近代化に伴う伐採、公害、震災、戦災などにより、一部は新宿御苑などに分稙されましたが、太平洋戦争時には消滅してしまいました。

昭和27年、サンフランシスコ講和条約を機に、アメリカに渡った五色桜の里帰りが実現しました。昭和56年に再び里帰りが実現して、現在の都市農業公園や五色堤公園に時間と空間を超えて植えられることとなりました。ちょっと素敵な話です。

3.桜の美容効果

桜の花の成分には、しわやたるみの原因になるコラーゲンの糖化(コラーゲンの老化)を抑制する作用や線維芽細胞のコラーゲン格子形成を増加させる作用があります。

なお、コラーゲンや線維芽細胞については「お肌のぷるぷるは真皮から!コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸、線維芽細胞の役割を知ろう!」で詳しく紹介していますので参考にして下さい。

4.まとめ

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名所のさくらも良いですが、私のお気に入りは、近所の小さな公園の3本の染井吉野と、小さな神社の1本(品種不明。染井吉野ではないです。)です。
夜見る桜のほうがどちらかと言えば好きで、毎年この時期は、夜空に浮かぶ提灯のような花をひそかに楽しんでいます。