血管をやわらかくしよう

体が硬くなるのは年齢のせいと思っている人は少なくないのではないでしょうか。
しかし体が硬いまま放置していると、肩や背中、腰などのこりの原因になり思わぬケガをするなど不調を招きやすくなるそうです。

◆目次◆

1.体と血管の関係

2.伸ばすだけ脚ストレッチ

3.まとめ

1.体と血管の関係


最近の研究では体の硬さと血管の硬さは比例しているという結果があるそうです。
特に女性の場合その傾向が強くみられ、若いころの血管はゴムホースの様にしなやかだったはずが、年齢を重ねるほどにコンクリートの管のように硬くなってしまいます。
血管が硬くなると、心筋梗塞や心不全、脳梗塞などを招く動脈硬化を引き起こす可能性が高くなります。しかし体の柔軟性が上がれば血管もやわらかくなり、継続して取り組むことで何歳からでも血管はやわらかくなるそうです。
血管の硬さチェック・・当てはまることがあったら血管が硬くなっている可能性大です。
〇前屈をしたとき、足の指先に手の指がつかない
〇若いころに比べて血圧が高くなった
〇手足の指先が冷える
〇最近疲れやすくなった
〇なかなか眠れない
若いころと比べて明らかに体が硬くなったと思う人は思いのほか血管が硬くなり、動脈硬化が進んでいる可能性が否めません。
動脈硬化は放置すると重大な病気を招くことがありますが血管を若返らせることで老化を最小限に抑えて不調を予防できます。血管を若返らせるためには血管の中に一酸化窒素(NO)をはじめとした血管拡張成分をたくさん分泌させることが必要です。
効果的なのが筋肉をゆっくりと伸ばす静的ストレッチです。ストレッチによって血流をよくすることでNOが分泌されやすくなります。また筋肉を伸ばすと伸ばした部位の血管も一緒に伸ばすことができ、次第に血管もやわらかくなります。血管がやわらかくなると、高血圧や冷え性、眠れないなどさまざまな不調の改善を期待できます。
ある研究ではストレッチ後は血管が徐々に緩んでやわらかくなりますが、30分後辺りから硬さが元に戻っていくそうで、これはストレッチで得た柔軟性が長時間維持できないからだと考えられています。だからこそ日々の繰り返しが大切です。

2.伸ばすだけ脚ストレッチ


いすを使って伸ばすだけの簡単ストレッチは、運動習慣がない、体が硬い、体力に不安がある人にオススメです。
前もも伸ばし
●いすの端に右脚だけのせて座る
●左脚をできるだけ後ろに引き、前ももを伸ばす
上半身をまっすぐ起こすと脚の付け根と前ももの伸びを感じられます。
呼吸を止めずに15~30秒伸ばしたら反対の脚も行いましょう。
伸ばすのはももの裏にある太い血管と大きな筋肉を同時に伸ばします。
脚の付け根からひざ上にかけて大きく伸ばす意識をしましょう。
ひざ裏伸ばし
●いすに浅く座り背筋を伸ばす
●左脚をまっすぐ前へ伸ばす
つま先は床につかなくてOKです。ひざをしっかり伸ばしましょう。
呼吸を止めずに15~30秒キープしたら反対の脚も同様におこないましょう。
伸ばすのはひざ裏のくぼみを走る太い血管をストレッチする事を意識します。
ひざを伸ばすとそこにつながるももやふくらはぎの筋肉も伸ばしやすくなります。

3.まとめ


いすを使えば楽にストレッチを行えます。ケガを防ぐためにもちょっとした努力で健康を維持できるなら頑張れそうです。
参考資料:「毎日が発見」
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