今日まで犯罪に巻き込まれることなく安全だったからといって、その安全が続く保証はありません。どんなことに気を付ければ良いかを知りましょう。
◆目次◆
1.あなたの家は、町は大丈夫?
2.すべての開口部が侵入口になる
3.防犯対策
4.まとめ
1.あなたの家は、町は大丈夫?
闇バイトをはじめとした、これまで聞いたこともないような手口の犯罪を耳にすることが急増しています。
「今まで安全に暮らせたから」「事件など起きたことがない地域だから」といったことは通用しなくなっており、むしろそうした安心だったはずの住宅街がターゲットにもなっています。特に高度成長期に開発された住宅街では住人が高齢化して若い人が少なく、家の防犯も昔のままアップデートされていなことが多いです。
「自分の家は大丈夫か?」ということを一度見直してみましょう。
【自宅環境チェック】
| 周囲は空き家が多い | 今でも事件なく安心な場所だと思う |
| 住人は高齢者が多い | 家の周りは外から見えにくい死角が多い |
| 閑静な住宅街といわれる | カーテンや雨戸を閉めていることが多い |
| 日中も人通りが少ない | お風呂の窓は換気のためにいつも開けている |
| 日中、周囲に留守宅が多い | 家の築年数が古い |
| シャッター商店街が近い | インターホンはモニター付きではない |
| 隣家が離れている | 玄関に施錠する習慣がない |
| 近所づきあいが少ない | 窓に鍵をかけずに外出することがある |
| 自宅にまとまったお金を置いている | 庭や玄関の手入れをあまりしていない |
| 最寄り駅までの道は街灯が少なく暗い | 防犯グッズやセキュリティ設備がない |
チェックが当てはまる場合は家の防犯について見直しをしてみましょう。
比較的治安が良いといわれるような住宅街などは安心して暮らせていたので防犯意識が低いという面がありますが、今は時代が変わったこと、犯罪の種類も変化していることを認識しましょう。
2.すべての開口部が侵入口になる
戸建ての場合は窓などの開口部がたくさんあります。
侵入犯は玄関か窓から侵入することが圧倒的に多いですが、過去にはキッチンの換気扇を外して取り付け口から侵入された事例もあるそうです。どんな開口部でも人の肩と頭が入れば侵入される恐れがあります。
お風呂の窓などは格子が入っているので換気のために窓を開けていることも多いですが、じつは格子は後から付けるのでドライバー1本で簡単に外すことができます。
また針金の入った窓ガラスはガラスの飛び散りを防ぐためのもので防犯上の効果はありません。むしろガラスを割られても音がしないので安心するのは危険です。
マンションの場合はオートロックを開けるときは、必ずインターホンのモニターで確認してから開錠します。案外「オレ」と言われてモニターを確認しないで「お父さんが帰ってきた」と思い込んで開けてしまうこともあります。
マンションのオートロックは建物の開口部であり侵入口ということになりますので、我が家だけでなくマンションに不審者を侵入させないようにしましょう。
【防犯は用心してもしすぎることはない】
侵入に5分以上かかると7割が、10分以上かかるとほとんどが諦めるといいます。
侵入に5分以上かかることが確認されている商品には「防犯建物部品(CP製品)」としてCPマークがつけられています。こうした錠やガラス、防犯グッズを取り入れると犯罪被害リスクをさけることができます。
3.防犯対策
少しでも犯罪に巻き込まれるリスクを下げるために、すぐにでもできる防犯を考えてみましょう。
対策費用は必要な安全経費。被害で受ける損害より高いことはありません。
【窓を強化する】
窓から侵入されるリスクは高いので、できれば防犯ガラスに替えたい場所です。防犯ガラスは値段が高いので考慮が必要です。あまり予算が無い場合はガラスに貼る防犯フィルムならすぐに貼ることができます。また、窓の外に踏み台や足がかりとなるような物は置かないようにしましょう。
【音と光を活用する】
侵入者は音や光が出るものは避けることが分かっています。玄関や駐車場、庭先には人勧センサーライトを設置します。さらに監視カメラがあればより安心です。
ドアチェーンのようにドア上部に防犯ブザーをフックなどで渡しておき開けられたときにひもが抜けるとブザーが鳴るようにすることもできます。
【モニター付きインターホンは基本】
購入に補助金を出している自治体もありますが、インターホンは必ずモニター付きにするのが防犯の基本です。録画機能がありますし、モニターがないと誰が来たか玄関まで出ないとわかりません。モニターがあれば配達の人と、顔を見せないようにした不審者と見分けがついて警戒できます。
4.まとめ
グーグルマップのストリートビューは便利な機能ですが、各戸の表札まではっきり見えることがよくあります。これは個人情報が漏れているわけなので、グーグルに連絡して消してもらうように要望すればモザイクをかけてくれるそうです。
我が身や我が家を守るために今から出来ることを意識したいですね。
参考資料:まさか私が 女性を守るセキュリティマニュアル 佐伯幸子著
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