チョコレートと内臓脂肪

近所の薬局で興味をそそられる本を見つけました。

「Dr.栗原のチョコ健康法 内臓脂肪はチョコレートで落ちる!」

チョコ好きな私としては見逃せないタイトルだったので、ご紹介します。

◆目次◆

1.チョコレート

2.内臓脂肪

3.チョコレートの食べ方

4.まとめ

1.チョコレート

疲労回復やエネルギー源として用いられてきたチョコレート。

原料のカカオ豆には、カカオマスポリフェノール(カカオポリフェノール)、たんぱく質、脂質、糖質、食物繊維、ミネラル類、テオブロミンが含まれています。

☆カカオマスポリフェノールに注目

カカオマスポリフェノールの特徴は、強い抗酸化作用です。

抗酸化作用によってさまざまな効果があり、研究が進められています。

・肥満、脂肪蓄積を抑える効果

・心臓病のリスク低減(血圧低下)

・動脈硬化の抑制作用

・脳機能の改善

・免疫力UP

・ストレス抑制

・冷え性改善

・便通改善

・アレルギーの改善

・歯周病予防

・美容効果

※カカオマスポリフェノールの効果を得るためには、チョコレートに配合されているカカオマスの量が重要です。市販のチョコレートは、カカオ分70%以上記載されているものを選びましょう。

また、カカオ豆に含まれている脂肪を構成する主な脂肪酸は「ステアリン酸」「オレイン酸」「パルミチン酸」の3種類です。特に体内に吸収されにくい性質のあるステアリン酸が多く含まれているため、チョコレートは肥満につながりにくいと考えられています。

「ステアリン酸」

飽和脂肪酸。特に多い脂肪酸で、体内に吸収されにくい性質があり、肥満の原因になりにくい。

「オレイン酸」

不飽和脂肪酸。がん、動脈硬化、高血圧、心筋梗塞などを予防し、肥満や消化性潰瘍、便秘予防にも。

「パルミチン酸」

飽和脂肪酸。動脈硬化を防いだり、高血圧を改善させたりする作用がある。

2.内臓脂肪

内臓脂肪とは、内臓の周りや腸間膜につく脂肪のことで、体温調節や内臓を守るために必要な組織です。

☆ぽっこりとしたお腹が特徴

いわゆる「リンゴ体型」。

必要以上に内臓脂肪がついてくると、お腹の回りや腰回りがぽっこり出てきます。

ちなみに、内臓脂肪は皮下脂肪と比べて代謝活性が高いとされています。「たまりやすいけど、落としやすい」脂肪で、過度な運動や食事制限は必要ないそうです。

☆増える原因

消費エネルギーよりも摂取エネルギーが多くなることが原因。食べ過ぎや高カロリーの食事によって消費されなかったエネルギーが脂肪となり蓄積してしまうためです。

また、運動不足や加齢による基礎代謝の低下、睡眠不足も、内臓脂肪が増える原因になると言われています。

☆生活習慣病

内臓脂肪が必要以上に蓄積すると、3大生活習慣病と呼ばれる「高血圧」「糖尿病」「脂質異常症」を引き起こす恐れが高まります。

「高血圧」

中性脂肪の増加などが原因となり、血液が流れるときに血管の壁を内側から押し出す力が強くなる。放置すると、心臓や脳への負担が大きくなってしまう。

「糖尿病」

血液中の糖が増えすぎた状態(高血糖)で、一定の数値レベルを超えると「糖尿病」に。合併症を引き起こす要因にもなる。

「脂質異常症」

血液中の中性脂肪値とコレステロール値が多い、または少ない状態。このバランスが崩れることで血液の状態が悪くなる。

3大生活習慣病を発症することで、動脈硬化や心筋梗塞、脳梗塞といった重い病気になるリスクも出てきます。

内臓脂肪セルフチェック

☐ 朝食は食べないことが多い

☐ ベルトを締めるのがきつくなってきた

□ 夕食はいつも20時以降にとっている

☐ 睡眠が足りていないと感じる

☐ ジュースや缶コーヒーをよく飲む

☐ 満腹になるまで食べ続ける

☐ 甘い食べ物大好き

☐ 間食することが多い

☐ 食べるスピードは速い方だ

☐ 麺類や丼ものをよく食べる

☐ 運動する習慣がない

☐ ここ数ヶ月体重計に乗っていない

☐ 最近ストレスがたまっていると感じる

 

チェックが3つ以上あると、内臓脂肪がたまっている可能性があります。
※「Dr.栗原のチョコ健康法 内臓脂肪はチョコレートで落ちる!」より

3.チョコレートの食べ方

チョコレートはカカオ分70%以上を選んで下さい。

〇チョコレート

1日25g目安。一度に25g食べるのではなく、ひとかけら(約5g)を食事前など、5~6回に分けて食べる。

高カカオチョコレートには食物繊維が含まれているため、糖の吸収を妨げてくれる効果があります。また、分けて食べることにより、食べ過ぎ防止による肥満予防やリラックス効果、生活習慣病の予防などに効果があるそうです。

〇チョココーヒー

ホットコーヒー1杯(120~150ml)にチョコレート10~12gを入れて溶かして飲む

※コーヒーはドリップでもインスタントでも可

コーヒーに含まれるクロロゲン酸とカフェインには、血圧を下げて動脈硬化を防ぐ効果があると言われています。チョコレートにも血糖値をさげて、動脈硬化や高血圧を予防する効果が期待されているので、コーヒーとチョコレートのW効果がより高まります。

〇緑茶とともに

チョコレートを食べて緑茶を飲む

※胃や腸を温めてくれる温かいお茶を飲む。粉末の茶葉を選ぶとなお可。

緑茶はカテキンやβカロテン、ビタミンCなど栄養が高い飲み物です。緑茶を飲むことで脂肪の燃焼、コレステロール、殺菌・抗菌などのさまざまな効果が期待されています。

チョコレートを一緒に摂ることで、相乗効果を得られるとされます。

4.まとめ

高カカオチョコレートを食べることで得られる効果があることが分かりましたが、食べ過ぎには注意が必要です。

健康に過ごすためには、「バランスの摂れた食事・適度な運動」が大原則です。

資料

「Dr.栗原のチョコ健康法 内臓脂肪はチョコレートで落ちる!」 著:栗原毅(医学博士)

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